アメフト

新生関学ファイターズ、春のシーズン初戦で法大オレンジに圧勝

関学は攻守に力の差を見せつけた

K.G.BOWL

4月27日@王子スタジアム
関西学院大 42-0 法政大

4月27日、神戸市の王子スタジアムでK.G.ボウルが開催された。関西学院大にとっては春シーズンの初戦。この試合でファイターズは法政大学オレンジを42-0で下した。

昨季の主力ではない選手も活躍

試合は序盤から動いた。関学は第1クオーター(Q)3分すぎ、RB三宅昴輝(3年、関西学院)が25ydを走りきって先制のタッチダウン(TD)。さらに同9分17秒にはRB渡邊大(4年、神戸大附属中等教育)がTD。第2Qにも三宅と渡邊がそれぞれ1TDずつを決め、28-0。関学ペースで試合を折り返した。

後半、関学はさらにリードを広げた。エースQB奥野耕世(3年、関西学院)に代わって、公式戦初出場となるQB平尾渉太(2年、啓明学院)がフィールドへ。最初のオフェンスシリーズでいきなりTDパスを決めた。QB/P/H中岡賢吾(4年、啓明学院)は1年ぶりにQBで出場。昨シーズンからの主力はもちろん、そのほかの選手たちも活躍した。

試合後、鳥内秀晃監督は言った。「今日は相手のミスに救われたな。春のシーズンで経験を積んで実力を上げてほしい」。キャプテンの寺岡芳樹(4年、関西学院)も勝利に浮かれなかった。「勝ちはしましたけど、やりたかったことをすべて出せたわけではない。今年は関東のチャンピオンを倒すまで終われません。まず春のシーズンはファンダメンタルにこだわって、目の前の相手を倒すだけです」

学生日本一、そして今年こそ真の頂点へ。関学ファイターズの戦いの火ぶたが切られた。

in Additionあわせて読みたい