アメフト

終盤に覚醒した中大ラクーンズ、逆転で日体大に勝利

新体制で春のオープン戦に臨んだ中大ラクーンズ

春季オープン戦

4月21日@日体大世田谷グラウンド
中央大 29-26 日体大

中大アメフト部ラクーンズは昨秋の関東大学リーグ1部TOP8で、6位に沈んだ。浮上をかけて新体制となったチームは、日体大との春のオープン戦初戦に臨んだ。

勝負の第4クオーター、14-26から逆転

第1クオーター(Q)、中大は日体大に先制タッチダウン(TD)を許して0-7に。その後、WR渡邊大二朗(2年、中大杉並)のTDで追いつくが、日体大の勢いを止められない。第2Qにも追加点を許し、7-20で試合を折り返した。

第3Q序盤にも中大は日体大にTDを許す。しかしその直後、中大のDB川嶋海人(3年、小山台)が87ydのキックオフリターンTDを決めた。14-26で迎えた勝負の第4Q、中大はQB土屋俊貴(2年、中大附属)がWR岡崎光太郎(3年、弥栄)へのTDパスを決め、5点差に迫る。残り時間はわずか。そんな中、再び土屋からWR後藤史旭(4年、浦和)へのTDパスが成功し、29-26と試合をひっくり返した。中大は劇的な逆転で、春の初戦に勝った。

第3クオーター、87ydのキックオフリターンタッチダウンを決めた川嶋

劣勢を強いられた前半から一転、第4Qに勢いづいた中大オフェンス。試合前、主将の神谷康治(4年、南山)は「1on1にこだわって勝ちにいきます」と話していた。その言葉通り、最後には1対1の勝負に勝ち、勝利を手にした。

日体大に逆転勝ちし、喜ぶ中大ラクーンズの選手たち

今年のラクーンズが掲げるスローガンは『WIN THE DAY』。日本一という夢をかなえるために、ラクーンズは日々を邁進する。

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