明大バレー3位、リーグ最終戦で東海大に痛い逆転負け
春季リーグ最終戦、明大の相手は東海大だ。今シーズン勢いを取り戻した強敵を相手に第1セットを先取したが、反撃をかわせず、1-3で敗れた。
立て続けのミスで第2セットを落とす
「気の緩みがありました」。明大の上林直澄(3年、東亜学園)は第2セットを悔やんだ。一進一退の攻防が続いたこのセットでは、22-22の場面で明大のつなぎにミスが出た。その直後、安井恒介(1年、市尼崎)のクイックがブロックにつかまり、22-24。正念場のミスが響いて、このセットを落とした。
第3セットも落とし、後がなくなった第4セット。一時はリードを奪っていた明大だったが、21-21から3連続失点。「1点をみんなで盛り上がれるチームはこわい」。試合前、主将の小松一哉(4年、雄物川)が警戒していた東海大の勢いに負けた。
7勝4敗の3位で春季リーグを終えた。「満足はしてませんけど、よかった部分もありました」と小松。約1カ月後には、北海道で東日本インカレがある。生命線のサイドアウトを強化し、見ている人が楽しいバレーを。最終目標である全日本インカレ優勝を見すえ、明大は北の大地でひと暴れする。