ラグビー

ラグビー五郎丸もレッツバービー!! オージー・ビーフ愛を語る

五郎丸はオーストラリアに滞在していたころ、週に3、4回もバーベキューをしていた

MLA豪州食肉家畜生産業者事業団は5月22日、ラグビーの五郎丸歩(佐賀工業高~早稲田大~ヤマハ発動機ジュビロ)をゲストに迎え、都内で夏の新テレビCMプロモーション記者発表会を開いた。オーストラリアではバーベキューのことを「バービー」と言う。オーストラリアに滞在した経験があり、当時は週に3、4回もバービーを楽しんでいたという五郎丸が、存分に「オージー・ビーフ愛」を披露した。

オーストラリアではバーベキューが文化に

「日本では“霜降り肉=いい肉”とされてますけど、海外はそうじゃない国も多いです。僕が暮らしたことのあるオーストラリアもそうでした」と五郎丸。五郎丸とオーストラリアには浅からぬ縁がある。

五郎丸は佐賀工業高校から早稲田大学に進学し、大学日本一も経験している。2015年にイングランドで開催されたワールドカップには日本代表のFB(フルバック)として出場。チームは過去最高の3勝をあげ、五郎丸はドリームチーム(ベストフィフティーン)に日本から初選出された。その後、オーストラリアに渡り「クイーンズランド・レッズ」でプレーをしていた。さらにさかのぼると、高校卒業後に同国で研鑽を積んでいた時期もあったそうだ。

「現地ではチームメイトにもホストファミリーにもすごくお世話になったから、今回、オージー・ビーフの魅力を伝えることで恩返しできるのは、すごくうれしいことです。向こうの人って本当に年がら年中バーベキューを楽しんでるんですよ。アパートやマンションでもバーベキューしてるし、一つの文化なんだろうなと感じました」。オーストラリア滞在中の話をうかがうと、「奥さんが魚料理とかサラダをつくってる間、ベランダで肉を焼くのが僕の仕事でした」と、ほほえましいエピソードを明かしてくれた。

「オーストラリアではバーベキューは一つの文化」と五郎丸

また「オーストラリアってどこの公園にもバーベキューのコンロが設置されてて、誰でも自由に使えるんですよ。スイッチを押すだけで使える仕組みで、終わったらコンロの掃除をせずに、そのまま帰っていいんです」と説明してくれた。これらのエピソードを受け、「五郎丸選手が肉を焼くところを見たいです!! 」と司会者に振られると、用意された食材サンプルをトングでつかみ、カメラに向かってとびきりの笑顔を見せてくれた。

1日6000kcal摂取、赤身肉は薄味が一番

5月23日から公開中のCMでは、五郎丸が子どもたちとラグビーでふれあい、みんなでバービーを楽しむという内容になっている。そのCM撮影を振り返りながら、「出演してる子どもたちはみんなラグビーをしたことがなかったんですけど、ボールに触れることを楽しんでくれました。いまは7人制ラグビーがオリンピックの種目にも入ってるし、女子の日本代表も頑張ってる。もちろんアスリートを目指している子も、それ以外のことに興味がある子もいると思いますけど、健康な体づくりには栄養が不可欠です。だからバランスのいい食事にも気を配りながら、自分のやりたいことを追求してほしいですね」と、熱く語りました。

オージー・ビーフには体内ではつくれない必須アミノ酸もたっぷり含まれている

「赤身のお肉はアスリートにとっても、女性にとっても強い味方です。体づくりに必要な栄養がたっぷり含まれてるだけでなく、余分なものが少ないところもうれしいですよね」と、五郎丸。赤身肉の食べ方で好きなものはと問われると、「シンプルに焼くだけ。味付けは薄味が一番」と、肉そのもののうまみを楽しんでいるようだ。
普段の食事について尋ねられると「チームに栄養士がついてて、1日6000kcal摂取してます。6000kcalって想像できますか?  すごいですよね。アスリートにとっては食事もトレーニングなんです」。にこやかにラガーマンとしての取り組みを語ってくれた。

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