関東インカレ1部ハーフ 東洋大・宮下隼人が粘って日本勢トップ
男子2部ハーフマラソンの号砲から6分後、男子1部がスタート。競技場を4周り、1周1.58kmの周回コースを12周して再び競技場へ戻る。
日大のチャールズ・ドゥング(1年、札幌山の手)を先頭に、東洋大の宮下隼人(2年、富士河口湖)と定方駿(4年、川棚)、東海大の西田壮志(たけし、3年、九州学院)と名取燎太(3年、佐久長聖)らの集団で周回コースを駆けていく。ドゥングが独走で競技場へ帰ってきた。そのあとに宮下、約5秒遅れて西田。ドゥングが初優勝を果たし、宮下が日本勢トップでゴールした。
強い先輩たちの活躍を励みに
宮下隼人の話
「自分は持ちタイムも速い方ではなく、注目されてる選手でもなかったので、しっかりと集団の中でためてためて、最後に日本人トップとか、上位にもっていこうと思ってました。後半粘ることを意識してたので、沿道の声援を力に日本人トップでゴールできました。自分たち東洋大学の3人が集団で走って持ちこたえられました。同学年の蝦夷森(章太)が前に出たので自分も負けられないと思って、しっかりつくことができました。ラスト2周ぐらいで仕掛けてうまく単独になることができて、逃げ切ろうと思って走りました。チームの雰囲気はとてもよくて、競歩の池田さん(向希、3年)や川野さん(将虎、3年)、相澤さん(晃、4年)や西山さん(和弥、3年)たち先輩方が力強くて上り調子です。その反面、春先は自分たち中間層の底上げがいまいちだった部分があるので、これを機にみんなで夏合宿でしっかり走り込んでいきたいと思います」