サッカー

中大サッカー 首位明大の前にエース加藤陸次樹も沈黙、0-4の完敗

持ち味の鋭いドリブル突破を見せた中大の加藤

関東大学リーグ1部 第10節

8月7日@浦和駒場スタジアム
中央大(勝ち点11) 0-4 明治大(27)

8月7日、浦和駒場スタジアムであった関東リーグ1部の第10節で、中大は首位を走る明大と戦った。試合序盤から劣勢を強いられ、前半だけで3失点。後半に入っても盛り返せず、0-4の完敗だった。

ピッチへ入場する両チームの選手たち

中大は前半5分にいきなり失点。中央から縦パスを通され、明大のMF安部柊斗(4年、FC東京U-18)に先制点を決められた。その後も明大ペースで試合は進みさらに2失点。中大のエースであるFW加藤陸次樹(むつき、4年、広島ユース)は「前半からふがいない戦いをしてしまいました」と、力なく言った。

0-3の後半に反撃を試みたが、さらに失点

後半の頭から中大はDF今掛航貴(3年、興國)に代え、DF相原旭(4年、仙台ユース)を投入。後半14分、FW高窪健人(3年、浦和南)が体を反転させてシュートを放ったが、ゴールの枠を外れた。チームの大黒柱である加藤は「明治の守備をどう打開するかを考えつつ、自分の得意なドリブルを意識して、攻撃のアクセントになればいいなと思いながらやってました」と振り返る。だが反撃できない。さらに明大に1点を奪われ0-4で試合終了。

球際の攻防で粘る中大の高窪

Jリーグのヴァンフォーレ甲府入りが内定しているMF中村亮太郎(4年、新潟明訓)は「勝たなきゃいけないっていう強い気持ちを持って臨んだんですけど、こういう形になってしまってものすごく悔しいです」苦り切った表情で言った。

前期の戦いは残り1試合。中大は3勝5敗2分けで8位につけている。次節は8月10日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で立正大と対戦。エース加藤にとって地元での試合だ。「成長した姿を見せたい」と、前を向いた。

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