関大が京大に、神戸大が近大に初戦でリベンジ 関西学生アメフト開幕節
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アメリカンフットボールの関西学生リーグは8月31日、大阪・エキスポフラッシュフィールドで第1節の2試合があり、関大が38-7で京大に、神戸大が7-0で近畿大にそれぞれ勝ち、昨シーズンのリベンジを果たした。
関大、京大のミスに助けられて3連敗は阻止
関大は過去2シーズン連続で京大に負けている。日大出身の中村敏英・新ヘッドコーチは「選手には『意識するな』と言ってましたけど、私自身緊張しましたし、意気込みが強かったです」。確かに戦いぶりにも硬さが目立ったが、京大のミスに助けられ、最後は突き放した。
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7-7で迎えた第2クオーター(Q)8分すぎ、京大のセンターがスナップミス。転々とするボールを拾った関大のDB坊農賢吾(3年、関大一)がエンドゾーンに飛び込み、勝ち越しのタッチダウン(TD)。17-7で迎えた第3Q7分すぎにも、京大がファンブル。これを関大LB青根奨太(3年、龍谷大平安)が抑えた。直後のオフェンスはフィールドゴール(FG)失敗に終わったが、そのあとの京大のパスを関大LB山根一真(4年、近大附)が値千金のインターセプト。敵陣26ydという絶好のフィールドポジションからのオフェンスをTDにつなげ、試合を決めた。
神戸大は昨シーズン最終戦、3勝3敗同士で近大と対戦。ノーガードの殴り合いの末、33-41で負けていた。この日は一転、ロースコアのジリジリするような展開の試合を制した。
神戸大WR坂本、値千金の28ydパスレシーブ
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前半はともに無得点。神戸大のオフェンスはわずか40ydしか前進できていなかった。オフェンスのプレー選択を担う矢野川源ヘッドコーチは「想定外でしたけど、ディフェンスが頑張ってくれてたので、ハーフタイムで後半どう点を取るかというところにフォーカスできました」。ようやくオフェンスが輝いたのが、第3Q4分すぎ、自陣3ydからのシリーズだ。7分2秒もボールを支配し、14プレー目にQB是澤太朗(4年、東海)が5ydのTDランを決め、均衡を破った。このシリーズでは、昨シーズンまで出番のなかったWR坂本浩介(3年、三国丘)の28ydのパスレシーブで敵陣に入ったのが大きかった。神戸大はこのまま逃げ切った。
勝った関大と神戸大は次節の9月7日にぶつかる。
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