明大バレー、秋季リーグ初勝利も今後に課題山積み
秋季リーグ戦2日目、相手は順天堂大学。出だしでつまづき第2セットを落としたものの、立て直し3-1で試合終了。明治大はリーグ戦初白星を挙げた。
前日のリーグ初戦となった日大戦では、2-1とリードしていたところから逆転され、フルセットで敗北した。切り替えて臨んだ2日目は、順大相手に第1セットを先取。第2セットでもゲームの主導権をにぎろうとするも、サーブミスを皮切りにミスを連発。ブロックのリバウンドも拾えず、3-11と序盤から離された。そこから途中出場したエース・池田颯太(3年、松本国際)の攻撃力が加わり、点差を縮めてデュースまで持ちこんだが、最終的にセットを奪われた。
惜しくもセットを取られたが、明大はリズムをつかんだ。そして第3セット、三輪大将(2年、高川学園)のクイックが光り、セットを奪取。そのまま第4セットも連取し、3-1で勝利した。
課題は立ち上がりだけじゃない
「勝てて安心したけれど、あの出だしがなければ」と、小松一哉主将(4年、雄物川)は試合を振り返った。明大には各セットの立ち上がりやサーブの精度、つなぎの部分など、課題が山積みだ。次戦の相手は春季リーグで敗北を喫した駒澤大。「攻撃が速いのでディグ勝負で頑張りたい」と池田は意気込んだ。
課題の多い未完成のチームが完成のカギを手に入れたとき、全員が納得する勝利が見えてくるだろう。