大学野球

法政との全勝対決を制した慶應、完全優勝へ大きく前進

法大戦で4安打の活躍を見せた慶應のルーキー下山

東京六大学秋季リーグ 第5週

10月14、15日@神宮球場

第1試合 慶應義塾大 3-1 法政大
第2試合 慶應義塾大 3-1 法政大

東京六大学の第5週、ここまで負けなしの慶應義塾大は同じく全勝の法政大と戦った。1回戦の先発マウンドに立ったのはエースの髙橋佑樹(4年、川越東)。1回表、髙橋は自己最速の144kmを出す圧巻のピッチングを見せ、法政打線を無失点に抑えた。しかし2回表、2死一、三塁の場面で暴投により先制点を与えてしまう。

法大1回戦で力投を見せた髙橋佑

それでも慶應は、すぐに追いついた。2回裏、郡司裕也(4年、仙台育英)が四球を選ぶと、続く中村健人(4年、中京大中京)が犠打を決め走者を進める。チャンスの場面で、瀬戸西純(3年、慶應)が右前適時打を放ちスコアは1-1。その後も慶応はチャンスをつくったが得点できないまま、8回裏を迎えた。

すると慶應はルーキー・下山悠介(慶應)の中前安打からチャンスをつくると、小原和樹(4年、盛岡三)の2点適時二塁打で勝ち越しに成功。投げては8回表から登板した津留﨑大成(4年、慶應)が粘りのピッチングを見せ、3-1で勝利を収めた。

ルーキー下山の一撃で、慶應が最終回に勝ち越す

翌日の2回戦。慶應は3回表に森田晃介(2年、慶應)がヒットで出塁すると、続く中村健の犠打と柳町達(4年、慶應)のヒットでチャンスをつくる。ここで郡司に打順が回る。前日に「ガンガン打っていきたい」と話していた男はきっちりとタイムリーヒットを放ち、慶應が先制した。

2回戦で先発した森田晃は、5回無失点に抑えた

追加点がほしい慶應だったが、その後はなかなか得点を奪えない。7回表、代打の若林将平(2年、履正社)がツーベースヒットを放つも後続が倒れてしまう。その裏、1死三塁の場面でマウンドに立ったのは髙橋亮吾(4年、湘南藤沢)。髙橋亮は1アウトを奪ったものの、続く打者に二塁打を打たれ同点に追いつかれてしまう。さらにその後、2死二塁から右前安打を浴び、逆転されるかと思われたが、中村健の本塁への好返球で本塁刺殺。試合の流れを慶大に引き寄せる好守でこの回を終えた。

迎えた最終回。先頭打者の嶋田翔(3年、樹徳)が相手の失策で出塁すると、後続も続いて1死満塁のチャンスが訪れる。この場面で打席に立ったルーキーの下山がこの日2本目のヒットを放ち、慶應が勝ち越しに成功。その後、郡司が四球を選び、押し出しでさらに1点を加点した。9回裏のマウンドを任された津留﨑は、終始危なげない投球で無失点に抑え3-1で勝利。勝ち点3を挙げた。

開幕6連勝と勢いに乗る慶應は、次戦で森下暢仁(4年、大分商)を擁する春季リーグ覇者の明治大と戦う。今年春のリーグ戦では明治相手に2連敗。その結果、優勝を逃した経緯がある。慶應にとっては、その悔しさを晴らすための一戦ともなる。今度こそ2連勝し、完全優勝へ王手をかけたい。

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