関学女子バスケ、リーグ戦2巡目を連勝スタート 光った2人の2回生ガード
関西女子学生バスケットボールリーグ戦
10月19日@東和薬品RACTABドーム
関西学院大 60-53 武庫川女子大
10月20日@立命館大学
関西学院大 68-50 園田学園女子大
2巡目の初戦で関西学院大は武庫川女子大と対戦し、60-53で勝利した。さらに翌日の園田学園女子大戦も68-50と、連勝スタートを決めた。
「絶対に勝つ」強い覚悟で臨む
関学はリーグ戦1巡目を4位で折り返した。2巡目の初戦は、1巡目で2年ぶりに勝った武庫女大との再戦となった。主将の井上桃子(4年、市立尼崎)は試合前、「絶対に勝って、1巡目の勝利が自分たちの実力だったと証明する」と強い覚悟を持って臨んだ。
前半は守備連携のミスから、武庫女大にペースを握られ31-36とリードを許す。それでも後半は一転、関学がディフェンスから主導権を奪った。「声を出すことを意識してきた」と井上。プレー中も常に会話し合い、スムーズにポジションを移動した。攻守がかみ合った関学は、第3クオーター(Q)で逆転に成功。そのまま逃げ切り、武庫女大にリーグ戦連勝を果たした。
勝利の決め手は2人の2回生ガードの活躍だ。山下七海(2年、津幡)は、何度もゴールにアタック。武庫女大のファウルを誘い続け、チームを勢いづけた。もう1人は、攻守で好プレーが光った前野花帆(2年、奈良文化)。第3Qには、ブザービーターで逆転の3点シュートを決めた。さらにディフェンスではスティールを連発。攻守に渡り、チームに貢献した。
26日にはホームに天理大を迎えての2巡目第3戦が控えている。波に乗る関学女バスから、目が離せない。