ラクロス

関学女子ラクロス、準決勝で神戸大に快勝 2年連続で決勝へ

得点後、仲間から祝福される関学の浜野

関西学生リーグ 準決勝

10月26日@鶴見緑地スタジアム
関西学院大(ブロック1位) 11-6 神戸大(4位)

1部リーグを首位通過した関西学院大はFINAL4準決勝で神戸大を下し、2年連続となる決勝進出を決めた。

関学は第1クオーター(Q)3分に先制されるも、その直後にMF喜田絢子(4年、豊中)、中山愛友(4年、千里)が立て続けに得点。さらに、2年生で唯一スタメン出場したAT北浦詩乃(京都外大西)が11分と13分に加点しリードを広げた。

浜野、北浦が奮起し、神大を突き放す

第2Qに入っても、序盤は関学がペースを握った。開始5分、ATリーダー浜野紗英(4年、御影)が1対1を制し得点した。その後、8分と12分に失点。5-3で前半を折り返した。

後半早々、関学はさらに失点。1点差まで詰め寄られたが、ここから首位チームとしての意地を見せた。第4Qにかけて、浜野が3得点、北浦が2得点。相手の反撃を2失点に抑え、11-6で勝利した。

キャプテンの我妻彩里(4年、加古川北)は言う。「ホッとした気持ちが40%、もっとできる気持ちが60%」。表情に笑顔はなかった。実際、この試合での関学は基礎的なミスが目立ち、相手のミスに助けられた場面が多かった。

決勝進出を決め喜ぶ関学の選手たち

男子も4年ぶりに決勝へ駒を進めておりアベック優勝も見えてきたが、関西制覇はあくまで「通過点」。関学が狙うのは日本一だ。そのために、最後まで勝ち方にこだわり続ける。

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