大学陸上・駅伝

連載:NGT48西村菜那子の大学陸上ココに注目!!!!

次に活躍するのは誰? 西村菜那子が選ぶ期待の注目ルーキー!

こんな時だからこそ、楽しくなる話題を届けていきたいです!(撮影・齋藤大輔)

「駅伝に詳しすぎるアイドル」として陸上ファンも一目置くNGT48西村菜那子さんのコラムです。今回は、4月に大学に入学したばかりの1年生の中から、注目の選手をご紹介します。

特に注目しているルーキーとは?

新型コロナウイルスの影響で、陸上界でも多くの大会が延期や中止の発表をしています。先日は、関東インカレも開催見送りの発表がありました。やむを得ないことではありますが、選手の方々の気持ちを思うと心が痛みました。

皆さまの体調の方はいかがですか?なかなか上手くいかないことが多いですが、こういう時ほど、少しでも皆さまの気持ちが晴れるようなコラムを書いて発信していきたいと思います。

やっぱりこの時期気になるのは、新入生のことですよね(撮影・齋藤大輔)

4月ということで、大学では新チーム体制が始動しました。新チームでやはり気になるのは新たに入学してきた1年生。ということで本日はこちらをお届けします。「西村菜那子が選ぶ!期待の注目ルーキー!」

今年も多くの1年生が、陸上での飛躍を胸に大学への門を叩きました。私が注目している期待の1年生を2名紹介します。

相澤晃選手のようになる!? 東洋大・松山和希選手

まず最初は、東洋大学に進学した松山和希選手(学法石川)です。松山選手はすでに5000m自己ベストが13分58秒と好タイムを持つ期待のルーキー。これは大学進学をした同世代の中で7番目に速いタイムで、即戦力としても期待が高まっています。

昨年の全国高等学校駅伝競走大会(通称:全国高校駅伝)では、各チームのエースが集う「花の1区」を走りました。ハイレベルな戦いの中、区間2位と大健闘。区間トップとなった八千代松陰高校・佐藤一世選手とはわずか2秒の差でした。

全国高校駅伝での松山選手(中央7番)。右隣12番が佐藤一世選手(撮影・藤井みさ)

その悔しさをバネに挑んだ翌月の全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(通称:全国男子駅伝)。5区を担当した松山選手は14人をごぼう抜きし、23分55秒で見事区間賞を獲得しました。これは区間記録タイの好成績でした。また同じ区間を走っていた佐藤選手に、今度は18秒差をつけて勝利を果たしました。

今年の箱根駅伝では総合10位と悔しい結果で終わった東洋大学。松山選手などの頼もしい1年生が加わり、さらに強い東洋大学へ、鉄紺魂の加速にもつながるのではないでしょうか。また入れ替わりで卒業していったエースの相澤晃選手(現・旭化成)と同じ学法石川高校出身ということで、相澤選手のように学生陸上界を牽引する選手になってくれたら嬉しいなと思います。

佐久長聖高のスピードランナー、立教大学へ!

続いては立教大学に進学した服部凱杏(かいしん)選手(佐久長聖)です。中学生のときから陸上界で頭角を現し、高校に進学する際も「スーパールーキー」として注目されていた服部選手も大学生になりました。全国高校駅伝や、全国男子駅伝などでも区間上位の好成績を収めているスピードランナーです。

おそらく駅伝強豪チームの大学に進学するのであろうという大方の予想の中、彼が選んだのは立教大学でした。立教大学陸上部は1920年に創部された歴史深い伝統校。しかし近年、大学駅伝の出場はなく、決して「駅伝強豪チーム」とは言えません。

そんな中、2018年に転機が訪れました。男子駅伝監督に就任した上野裕一郎選手の存在です。上野選手といえば、長野県出身の名ランナーですよね。現役ランナーとして活躍している中での監督就任は陸上界で大きな話題となり、私自身も強く印象に残っています。

2018年、就任直後の上野監督(撮影・松嵜未来)

先日、NBS長野放送さんで放送された高校生ランナーを応援する番組「ランナーズ〜伊那から世界へ〜」で共演させていただいたのですが、すごく気さくな方で、本番も楽しく収録させていただきました。

ここで上野監督のプチエピソードを。上野監督にとって、こういった番組出演は初めての経験だったようで「緊張して手汗がやばいです……」「カメラが沢山ある……! どこ見て話したらいいんですか…」とソワソワしている姿が印象的でした。いつもレースでは緊張を全く見せず、堂々と走っている姿を見ている陸上ファンとしては、そのギャップは意外というか、とても新鮮でした。

ちなみに、同じくゲスト出演した東海大学・両角速監督に上野監督が「緊張しませんか?」と問いたところ、「しないよ」の一言。両角先生……さすがです(笑)。

立教大学、箱根復活への力に

話を戻しまして。上野監督は高校時代に長野県の駅伝強豪・佐久長聖高校、大学時代は駅伝名門校である中央大学に在籍。箱根駅伝は4年間フル出場を果たしています。現在34歳で、生徒たちとは10歳ほどしか離れていないため、きっとなんでも話せるお兄さん的存在で選手の皆さんと一緒にチーム作りをしていらっしゃるのではないでしょうか。

昨年の箱根駅伝予選会レース前、笑顔で選手と話す上野監督(撮影・藤井みさ)

そんな上野選手の指導のもと、立教大学は創立150周年を迎える、2024年に行われる箱根駅伝第100回大会で、本戦出場復帰を目指しています。服部選手以外にも有力選手が多数入学するなど、立教大学は今後躍進が期待されているチームの1つです。

上野裕一郎新監督の挑戦「選手に寄り添う指導者に」 立教箱根駅伝2024大解剖

あくまでも私の予想ですが、「佐久長聖高校の先輩である上野監督率いる立教大学で、共に箱根駅伝出場を目指したい」、そういった思いから服部選手は進路を立教大学に決めたのではないでしょうか。

創立150周年となる2024年に服部選手は大学4年生になります。最終学年で服部選手がチームの中心となり、箱根路を駆け抜ける姿を楽しみに、今後応援していきたいと思います。

自宅にいるときならではの過ごし方は?

今回は私が注目しているルーキー、2人の選手を紹介しました。フレッシュな新1年生の活躍に注目していきましょう。

自宅にいる時間が多い今を前向きに捉えて、これまで見逃してしまってきていた色々な選手のデータを積極的に収集するようにしています。それが今の日常の楽しみの一つです。お家でもできる、陸上を楽しむ方法をこれからも探していきたいと思います。

皆さんもどうかお身体を大事に、元気でいてくださいね。本日も読んでくださりありがとうございました。

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