バレー

関東大学バレー、秋季リーグはリーグ戦方式を断念 代替大会を予定

昨年の関東大学秋季リーグで早稲田大学は全勝での3連覇を、続く全日本インカレでも3連覇をなし遂げた(撮影・松永早弥香)

関東大学バレーボール連盟は8月31日、2020年度秋季関東大学バレーボールリーグ戦に関して、従来のリーグ戦方式での開催を断念したと発表した。加盟大学の協力による試合会場確保が可能となった時点で、新型コロナウィルス感染拡大状況および社会情勢等を踏まえ、リーグ戦の代替大会実施を予定している。なお、2020年度秋季関西大学バレーボールリーグ戦は10月初旬からの開催を予定している。

インカレへの選抜トーナメント戦や練習マッチを検討

昨年の関東秋季リーグは、男子は早稲田大学が全勝で3連覇、女子は東海大学が3連覇を飾っている。関東大学バレーボール連盟の今回の決定は、東京都での日々の感染者数が高止まりであること、県をまたぐ移動に関して自粛を求められていること、若年者の感染者の後遺症が確認されていること、理事会開催時(8月29日)に体育館の確保ができていないことなどが理由となっている。

同連盟は開催に向け、開催要項・ガイドラインの作成を行い協議を重ねてきたが、「選手、チーム関係者の皆様並びに大学バレーボールファンの皆様のご期待に応えられなかったことを、心よりお詫び申し上げます」とコメントしている。

代替大会として、11月30日から開催される全日本インカレに向けての選抜トーナメント戦やオープン戦としての練習マッチなどの開催を検討。実施内容に関しては、9月中旬以降に臨時理事会を開催後に発表する。

in Additionあわせて読みたい