大学アメフト

京都大学は開幕から2時間あまりで甲子園への道消滅、一発勝負の厳しさ関西学生

甲子園ボウルを目指す戦いが終わり、京大の村井主将は悔しさをかみしめた(撮影・すべて篠原大輔)

関西学生リーグ1部

10月17日@神戸・王子スタジアム
トーナメント1回戦
関西大学24-16京都大学

異例のシーズンを象徴するようなシーンだった。アメリカンフットボールの関西学生リーグ1部の開幕戦後、京都大学の村井孝行主将(4年、都立西)はマスク越しに悔しさをかみしめた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で8校のリーグ戦ではなく、トーナメント方式での開催となった。無観客での開幕戦は2時間12分、関西大学に16-24で敗れた京大は甲子園ボウルへの道を絶たれた。関大は11月8日の準決勝で立命館大学と戦う。

京大は第1Q1分20秒、QB中畑からWR水本へのロングパスが通ってタッチダウンを奪う

10点ビハインドから関西大学の逆襲

1回戦屈指の好カードと言われた。ロングパスで先制タッチダウン(TD)を許した関大はオフェンスが機能せず、0-10で折り返した。第3クオーター(Q)に入ってすぐ、ともにフィールドゴール(FG)で3点ずつを加えて3-13となった。後半3度目のオフェンスシリーズで京大に痛いミスが出る。自陣深くからパントを蹴ろうとしてボールが手につかずファンブル。このボールを関大のLB青根奨太(4年、龍谷大平安)が拾い、9ydを走ってTD。10-13と追い上げた。

開幕戦で大活躍した関大のLB青根

ともにオフェンスで活路が見いだせない中、第4Qに入って関大が京大のパントをブロック。敵陣5ydからの攻撃権を得て、1プレーでTDにつなげた。これで17-13と逆転。さらに次の京大のオフェンスでLB青根がパスをインターセプト。そのままエンドゾーンまで走って38ydのリターンTD。24-13と京大を突き放した。FGで24-16と追い上げられたが、最後も京大のパスをLB青根がインターセプトし、ケリをつけた。

第3Qに逆転のタッチダウンランを決めて喜ぶ関大のRB柳井竜太朗

青根はディフェンスで二つのTDを挙げたほか、13.5タックルと大活躍だった。オフェンスの獲得距離は京大の290ydに対し、関大は148yd。3度のキックオフリターンで117ydを稼いだWR吉識健祐(3年、神奈川県立市ケ尾)の走りが光った。

準決勝への思いを語る関大のLB青根

関大のLB青根奨太
「前半が終わって0-10で不安にかられてたところもあったんですけど、コーチと話して、後半はうまくアジャストできました。ディフェンスは去年からメンバーが大きく入れ替わったので、今日の試合でも経験不足がところどころで出ました。3週間でもっと詰めて、準決勝に臨みたいです」

京大主将のDB村井孝行
「関大戦にかけてやってきて、やれることはすべてやったと思います。でも結果が出なくて悔しいです。悔しいですね」

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