レスリング女子53キロ級、向田真優が金メダル
朝日新聞社
2021/08/07
(最終更新:)
女子53キロ級2回戦、ロクサナ・マルタ・ザシナ(下)を破り準決勝進出を決めた向田真優=2021年8月5日、幕張メッセAホール、加藤諒撮影
女子53キロ級2回戦、ロクサナ・マルタ・ザシナ(左)からローリングでポイントを奪う向田真優=2021年8月5日、幕張メッセAホール、加藤諒撮影
東京オリンピック(五輪)第15日の6日、レスリング女子53キロ級で、向田真優が決勝で龐倩玉(中国)を5―4で破り、金メダルを獲得した。龐倩玉は2018年、19年の世界選手権で銅メダル。
逆転勝ちした向田は、「最後は気持ち。何が何でも金メダルをとろうと頑張りました」と話した。
向田は1回戦でカメルーンの選手を10―0、2回戦はポーランドの選手を12―2と、いずれもテクニカルフォール勝ち。準決勝ではモンゴルの選手を6―3で破り、決勝に進出した。
向田は18年世界選手権は55キロ級で1位、19年は53キロ級2位。
女子で2番目に軽いこの階級では、正式種目になったアテネ大会以降、全4大会で吉田沙保里がメダルを獲得。「後継者」と期待された向田が、メダルをつないだ。
=朝日新聞デジタル2021年08月06日掲載