アメフト

関東大学リーグが開幕を1カ月延期、コロナ感染拡大で10月2日開幕目指す

変則日程だった2020年は日本大学が甲子園ボウルへ進んだ(撮影・内田光)

関東学生アメリカンフットボール連盟は、9月4日に予定していた2021年シーズンの公式戦開幕を1カ月延期し、1部リーグTOP8は10月2日の開幕を目指す。8月21日の臨時理事会で決めた。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う医療現場のひっぱくに加え、準備状況に遅れが出ているチームがあるため。当初は一昨年までと同様に総当たりのリーグ戦を予定していたが、「特別なシーズン」となった昨年のように8チームを2つに分けて総当たり戦を行った後、順位決定戦を行う予定。連盟は「一昨年までと同様もしくは近い形での公式戦開催を目指してきましたが、学生たちの安全を第一に考え、また競技団体としての社会的責任も踏まえて今回の決断に至りました」としている。

BIG8の1、2位が自動昇格、降格はなし

1部TOP8の1位が全日本大学選手権・東日本代表決定戦(12月5日予定)に進む。入れ替え戦は実施せず自動昇格を適用、1部BIG8の1、2位がTOP8に昇格する。原則としてシーズン不参加チームを含め降格はない。当面の間は無観客とし、状況に応じて有観客にするかどうか検討する。1部リーグTOP8、BIG8をそれぞれ2つに分ける抽選を8月25日に行う。

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