大阪桐蔭・広陵・仙台育英・星稜の主力も集結　期待のルーキー・東京六大学野球編

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東京六大学野球の春季リーグが、4月12日に明治神宮野球場で開幕する。各チームのホームページでは加盟する6校の主な新入部員が発表された。昨夏の甲子園を沸かせたチームからも、多くの注目選手が歴史あるリーグへ。先輩やライバルたちと切磋琢磨（せっさたくま）し、どれだけの選手が大学球界を代表するまでに成長できるか。原石はここにいる。

昨年春秋連覇　早稲田大学

昨夏の甲子園3回戦で大社（島根）と壮絶なタイブレークを戦った早稲田実業からは、3番打者だった高崎亘弘や二塁手の内囿光太が、そのまま早稲田大学に進んだ。2年時に夏の甲子園で準優勝を果たした仙台育英の「3番・三塁手」湯浅桜翼も早稲田大へ。大会連覇を阻まれた慶應からは多くの選手が慶應義塾大学に進んでおり、甲子園決勝カードの再現が見られるかもしれない。

◆投手
安東明将（早稲田佐賀）、内海佑哉（早稲田摂陵）、川瀬悠生（本郷）、岸洸駕（出雲）、小松龍一（花巻東）、佐宗翼（星稜）、鈴木心地（竜ケ崎第一）、澤海瑛太（高田）、田畑遼（東京都市大附）、俵積田悠斗（早稲田摂陵）、平井大翔（早大学院）、福山岳（佐久長聖）、松浦正裕（早稲田佐賀）、松田康生（石見智翠館）、宮本祐成（早稲田摂陵）、毛木章史（広島城北）、山﨑啓生（早稲田実業）、山田翔大（近畿大附）

◆捕手
秋田悠人（水戸第一）、井出碩（城北）、大越塁（東筑）、小薗井陸也（早稲田実業）、辻村晄輔（早稲田摂陵）、津田一颯（早稲田佐賀）

◆内野手
池田晄太郎（早大学院）、内囿光太（早稲田実業）、小室聡汰（早大本庄）、島田光（星稜）、高崎亘弘（早稲田実業）、高橋幸正（水沢）、平山航太朗（早稲田摂陵）、山田輝大（早稲田佐賀）、湯浅桜翼（仙台育英）、横井亮太（高松商業）、吉田壮（早大本庄）

◆外野手
片山廉ノ介（早稲田実業）、霜結太（マクレーン）、徳丸快晴（大阪桐蔭）、中村俊瑛（滝川）、西谷匠人（常総学院）、西林蔵之介（早稲田佐賀）、野瀬航（早大学院）、野田俊輔（早大学院）、前田智哉（早大学院）、山戸大誠（早稲田佐賀）、山元良介（早稲田佐賀）

昨年春秋ともに2位　明治大学

強豪の大阪桐蔭で「背番号1」を背負った平嶋桂知、2023年の明治神宮大会を制し、昨春の選抜高校野球大会ではベスト4に進出した星稜（石川）の主将・芦硲晃太ら、明治大学の新入生には世代の中心選手がバランス良く並んだ。千葉黎明から進んだ三田村悠吾は、高校から投手を始めた将来性豊かな右腕。

◆投手
大泉塁翔（愛工大名電）、巴田琉碧（智弁学園）、中村帆高（宇治山田商業）、長谷川獅音（明治）、平嶋桂知（大阪桐蔭）、三田村悠吾（千葉黎明）、峯孝宏（川越東）、武藤陽世（仙台育英）、山口瑛太（創志学園）、渡邊純真（明大八王子）

◆捕手
中村優太（桐光学園）、牧田健吾（明大中野）

◆内野手
髙橋勇翔（立命館慶祥）、月山隼平（浦和学院）、土居湊大（広陵）、長谷川翔人（八戸）、藤澤陸（明大八王子）、藤原啓（仙台第一）、吉田海渡（明大中野）、若林佑真（常総学院）

◆外野手
芦硲晃太（星稜）、池田翔吾（常総学院）、石島健（愛工大名電）、小薗卓也（明大八王子）、髙岡珀人（明大中野）、髙橋駿太（明大中野）、二坂青凰（国士舘）、藤﨑理央（明大中野）、吉田翔輝（大阪桐蔭）

昨秋3位　法政大学

青森山田からは亜細亜大学に進んだ関浩一郎とともに、昨年は春夏連続で甲子園のマウンドを踏んだ櫻田朔が法政大学へ。主将として広陵（広島）を引っ張った捕手の只石貫太、大阪桐蔭時代は高校日本代表にも選ばれた境亮陽（りょうや）の名前も。就任2年目の大島公一監督のもと、2020年春以来の優勝をめざす。

◆投手
櫻田朔（青森山田）、槙野遥斗（須磨翔風）、宮本恭佑（東海大菅生）

◆捕手
井上和輝（駿台甲府）、岩出純（作新学院）、只石貫太（広陵）

◆内野手
武田勇哉（常総学院）、野上大耀（大分舞鶴）、岡田翔豪（東海大甲府）、西村大和（報徳学園）、岩井天史（滋賀学園）、吉田大吾（星稜）

◆外野手
境亮陽（大阪桐蔭）、山田頼旺（中京大中京）

昨秋4位　立教大学

広陵から立教大学に進んだ濱本遥大は2年の春から4季連続で甲子園でプレーし、大舞台での経験が豊富。3年夏には高校日本代表にも選出された。鈴木拓斗は仙台育英時代、2年夏の甲子園で2本塁打。最後の夏は4番を務め、大学でも長打力や勝負強い打撃が期待される。

◆投手
尾崎俊介（立教新座）、小野勝太朗（日立第一）、川越昂太郎（國學院久我山）、小岩井理樹（立教新座）、志賀映太（磐城）、髙石大斗（立教新座）、高柳大治（東邦）、豊田佑京（報徳学園）、中村流彗（桐蔭学園）、野川拓真（立教新座）、林京乃佑（立教池袋）、古舘秋陽（一関第一）、松岡啓太（立教新座）、三竿知朗（狛江）、光永春（立教池袋）、南陽人（大阪桐蔭）、山本晃太郎（島原）

◆捕手
石田智能（明豊）、伊與田恭佑（東北）、原島響（佼成学園）、安田愉生（幕張総合）

◆内野手
飯田尚孝（立教池袋）、真砂十和（神戸国際大附）、村田一真（磐城）、尾上樟真（立教新座）、北野雄大（鎌倉学園）、鈴木拓斗（仙台育英）、三宅主晃（金光学園）、戸張健介（立教新座）、中村夢咲志（清水東）、長島颯（東農大三）、別府春輔（広島新庄）

◆外野手
川村太壱（立教新座）、民野壮一郎（東農大二）、戸塚賢伸（桐蔭学園）、野口太誠（福岡大大濠）、濱本遥大（広陵）、日浅陽太（立教池袋）、宮崎浩太（立教池袋）

昨秋5位　慶應義塾大学

夏の甲子園初出場で1勝を挙げた石橋（栃木）が誇る投打の中心・入江祥太が慶應義塾大学へ。昨年のチームで4番を任された清原正吾の弟・清原勝児も入部し、今年も話題を集めそうだ。鈴木佳門は2年夏の甲子園決勝で先発登板。4回2失点と試合を作り、慶應高校107年ぶりの全国高校野球選手権大会優勝に貢献した。

◆投手
入江祥太（石橋）、岩田櫂（東京学芸大付属国際中等教育学校）、漆原健太（東京都市大附）、加賀城祐志（慶應）、熊谷朋紀（小山台）、熊ノ郷翔斗（桐蔭学園）、齊藤眞俊（慶應湘南藤沢）、鈴木佳門（慶應）、鷹尾充千雄（慶應）、髙津優（慶應）、田村将樹（國學院久我山）、桃原昊大朗（早稲田佐賀）、永島康太朗（慶應志木）、舩見将太（神戸）、本多大輝（県立長野）、三平実生（慶應）、宮﨑慶（鎌倉学園）

◆捕手
小川郁夢（仙台第一）、勝原大進（小山台）、加藤右悟（慶應）、木下啓吾（米子東）、島凜太朗（城南）、中川元（慶應湘南藤沢）、吉川弘人（高松）

◆内野手
稲富瑠己（桐蔭学園）、岩下裕生（慶應湘南藤沢）、大津連蔵（九州学院）、沖田悠（慶應湘南藤沢）、奥田玲大（高輪）、樫本詠知（慶應）、梶岡拓真（土佐）、清原勝児（慶應）、鈴木優也（県立前橋）、竹田一遥（聖光学院）、竹田紘大（慶應）、畠山瑞輝（盛岡第一）、三浦銘隆（ノースアジア大明桜）、山本勇太（慶應湘南藤沢）

◆外野手
青山琉生（刈谷）、浅野佑亮（札幌南）、一宮知樹（八千代松陰）、嘉村幸太郎（敦賀気比）、亀田昂汰（開成）、栗原加津大（慶應）、渋澤慶平（県立前橋）、杉山碧（鎌倉学園）、林李峰（中京）、廣瀨央裕（慶應）、深松風太（桐蔭学園）、山下慶悟（慶應湘南藤沢）

昨秋6位　東京大学

今年は甲子園経験者がいないものの、開成、筑波大駒場、宇都宮といった進学校から今年も東京大学野球部へ。甲子園出場経験のある新潟明訓からは、昨夏の新潟大会で「2番センター」として出場した長谷川優が現役合格を果たした。

◆投手
池田剛志（江戸川学園取手）、田中邦人（日比谷）、中根慎士郎（筑波大駒場）

◆捕手
内海昇（県立船橋）

◆内野手
竹下陽楽（筑波大駒場）、大寺幸太郎（開成）、田崎脩（筑波大附）

◆外野手
大江将太郎（筑波大駒場）、加藤大智（早稲田）、小島有生（宇都宮）、小美野晴寛（早稲田）、髙塚瑛一朗（県立相模原）、成清貴裕（横浜翠嵐）、長谷川優（新潟明訓）