野球

特集:2021年 大学球界のドラフト候補たち

山下輝投手、ヤクルト1位指名に喜び トミー・ジョン手術受け復活

ドラフト会議後のオンライン会見で喜びを語るヤクルト1巡目指名の法政大学の山下輝

(11日、プロ野球ドラフト会議)

関西学院大学のエース・黒原拓未 心身共に充実し好投を続けるプロ注目の左腕

 隅田をともに外した広島との抽選の末、ヤクルトが交渉権を獲得した山下輝(ひかる、法大)は、「最高の順位でうれしい。まずは開幕1軍が目標」と言った。188センチの大型左腕で、1年時に左ひじ靱帯(じんたい)を再建するトミー・ジョン手術を受けて復活した。「リハビリに1年以上かかって、苦しい思いをした。今があるのは、付きっきりで見てくれた青木・前監督のおかげ」。千葉・木更津総合高の先輩で、昨秋のドラフト1位の早川(楽)は今季9勝を挙げている。「続いていきたい。まだ足元にも及ばないけれど、力をつけて対戦したい。直球で押せる投球をしたい」

=朝日新聞デジタル2021年10月11日掲載

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