カーリング、日本が韓国に5-10で敗れる 1次リーグは残り3試合
朝日新聞社
2022/02/15
(最終更新:)
韓国戦の第4エンドでストーンの軌道を読む吉田知那美(中央下)=2022年2月14日、北京・国家水泳センター、角野貴之撮影
韓国戦でストーンを投じる藤沢五月(下)=2022年2月14日、北京・国家水泳センター、角野貴之撮影
韓国戦でストーンを投じる鈴木夕湖(左下)=2022年2月14日、北京・国家水泳センター、角野貴之撮影
第4エンドでストーンの軌道を読む藤沢五月(中央)=2022年2月14日、北京・国家水泳センター、角野貴之撮影
第5エンドでストーンを投じる吉田夕梨花(中央)。右は鈴木夕湖、左は吉田知那美=2022年2月14日、北京・国家水泳センター、角野貴之撮影
第4エンドを終えて電光掲示板を見る藤沢五月(右端)=2022年2月14日、北京・国家水泳センター、角野貴之撮影
韓国戦でストーンを投じる藤沢五月(左下)=2022年2月14日、北京・国家水泳センター、角野貴之撮影
中国に勝利し喜び合う鈴木夕湖(中央)、藤沢五月(左)、吉田夕梨花(右上)、吉田知那美=2022年2月14日、北京・国家水泳場、諫山卓弥撮影
第1エンド、ストーンの軌道を読む吉田知那美(奥)とスイープをする吉田夕梨花(手前右)と鈴木夕湖=諫山卓弥撮影
中国に勝利し、抱き合って喜ぶ日本の選手たち=諫山卓弥撮影
第3エンドを取り、タッチをかわす(左から)吉田夕梨花、吉田知那美、藤沢五月、鈴木夕湖=諫山卓弥撮影
第5エンドを終え、栄養補給をする日本の選手たち=諫山卓弥撮影
第6エンド前、タッチを交わす日本の選手たち(右)。左は中国チーム=諫山卓弥撮影
第6エンド、ストーンを投じる吉田知那美(中央)。右は鈴木夕湖、左は吉田夕梨花=2022年2月14日、北京・国家水泳場、諫山卓弥撮影
第6エンド、投じたストーンの行方を見ながら指示を出す吉田知那美=2022年2月14日、北京・国家水泳場、諫山卓弥撮影
北京五輪のカーリング女子1次リーグで14日夜、日本(ロコ・ソラーレ)と韓国と対戦し、5―10で敗れた。
前回2018年の平昌五輪準決勝の再現となった一戦。第1エンドで先攻の韓国に1点のスチールを許した日本は、続いて後攻の攻撃権を持った第2エンドで藤沢五月がヒット&ステイ(相手の石をはじいて、自分は残る)が決まり、2点。
韓国は第3エンド、「メガネ先輩」の愛称を持つスキップ金恩貞が、縦に並んだ日本の石を重いウェートのショットで2つともはじき出すダブルテイクアウトを決める。一挙3点をとって韓国が4ー2でリードを奪った。
第4エンドでも1点のスチールを許した日本は第5エンド、藤沢のショットを鈴木夕湖が懸命のスイープで伸ばし、韓国の石を押し込んで2点。韓国に傾きかけていた試合の流れを引き戻した。前半5エンドを終え、日本4―5韓国となった。
ハーフタイムを挟んだ第6エンドは金恩貞がドローショットをハウス中心に確実に止めて2点。さらに第7エンド、韓国はハウス内に多くの石をためて後攻の日本に重圧をかける。藤沢のヒット&ステイで1点を取りにいったが、投げた石がやや流れ、逆に韓国に1点のスチールを許した。4―8と苦しい展開に。
第8エンドも韓国はハウス内に多くの石を集める。藤沢がラストショットで何とか日本の石をハウス中心部に押し込み、日本が1点。踏みとどまった。だが第9エンドで韓国にさらに2点を取られたところで、日本がコンシード(試合終了の握手)を求めて5―10で試合は終わった。
平昌五輪で銅メダルだった日本は、今大会はこれで4勝2敗となった。1次リーグは10チームが総当たりで戦い、上位4チームが準決勝に進める。日本はこの後、英国戦(15日)、米国戦(16日)、スイス戦(17日)を控えている。
リード吉田夕梨花、セカンド鈴木夕湖、サード吉田知那美、スキップ藤沢五月で、この4人は平昌五輪と同じ布陣。平昌ではチーム創設者でもある本橋麻里がフィフス(補欠)に入ったが、今大会は2002年ソルトレーク、10年バンクーバー五輪代表の石崎琴美が務める。
=朝日新聞デジタル2022年02月14日掲載