青山学院大・原監督が相模原スポーツ宣伝大臣に 任期なし、無報酬
相模原市の本村賢太郎市長は3日の定例会見で、箱根駅伝で6回の総合優勝に導くなどの実績を上げている青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督の原晋氏(55)を、今月19日の任命式以降、「相模原スポーツ宣伝大臣」に任命すると発表した。任期は特に定めず、無報酬の予定という。
同大は選手の練習場所に同市中央区の相模原キャンパスグラウンドを使い、駅伝優勝時のパレードも最寄り駅のJR淵野辺駅周辺で行うなど、原氏が地域と関わりがある活動を重ねていることを同大出身の本村市長が評価。自ら交渉し、了承を得たという。本村市長は「本市の知名度やイメージ向上のため、発信力と影響力に期待している」と任命理由を語った。
(岩堀滋)=朝日新聞デジタル2022年10月04日掲載