関学大、最多タイの5連覇 早大下し33度目の頂点 甲子園ボウル
朝日新聞社
2022/12/19
(最終更新:)
第3Q、関学大のRB伊丹はタッチダウンを決める=西畑志朗撮影
第2Q、突進する関学大のRB前島⑦=西畑志朗撮影
甲子園ボウル5連覇を達成し、喜ぶ関学大の選手たち=西畑志朗撮影
第1Q、パスを投げる関学大QB星野⑬=西畑志朗撮影
第2Q、タックルを受ける早大のRB安村(手前左)=西畑志朗撮影
第2Q、早大のキッカー曽木はフィールドゴールを決める=西畑志朗撮影
第3Q、タッチダウンを決めた関学大のRB伊丹(34)を祝福する選手たち=西畑志朗撮影
第3Q、パスを出す関学大QB鎌田=西畑志朗撮影
第2Q、関学大QB星野⑬は自ら突進しファーストダウン獲得=西畑志朗撮影
第4Q、関学大のRB前島⑦はタッチダウンを決める=西畑志朗撮影
第4Q、関学大のRB前島⑦はタッチダウンを決める=西畑志朗撮影
第4Q、関学大のRB前島はタッチダウンを決める=西畑志朗撮影
第4Q、関学大のRB前島⑦はタッチダウンを決め祝福される=西畑志朗撮影
第4Q、関学大のDLトゥロター(中央)はQBサックを決めて喜ぶ=西畑志朗撮影
第4Q、関学大のDLトゥロター(93)は早大QB国元をサック=西畑志朗撮影
第4Q、早大のRB花宮(25)はタッチダウンを決める=西畑志朗撮影
第4Q、関学大のDB礒田(右)は早大RB味岡の突進を止める=西畑志朗撮影
第4Q、関学大のLB浦野は早大のパスをインターセプトし試合終了=西畑志朗撮影
甲子園ボウル5連覇を達成し、喜ぶ関学大の選手たち=西畑志朗撮影
甲子園ボウル5連覇を達成し、喜ぶ関学大の選手たち=西畑志朗撮影
甲子園ボウル5連覇を達成し喜ぶ関学大の主将の占部(左)と年間最優秀選手に選ばれたトゥロター=西畑志朗撮影
試合前、入場する関学大の選手たち=西畑志朗撮影
アメリカンフットボールの大学日本一を決める第77回甲子園ボウル(全日本大学選手権決勝)が18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、関西学院大(関西)が34―17で早稲田大(関東)を破り、5年連続33度目の優勝を果たした。
5連覇は1973~77年の関学大、78~82年の日本大と並び大会最多。早大の初優勝はならなかった。
関学大は第2クオーター(Q)、キッカー福井柊羽(しゅう)(4年)が2本のフィールドゴール(FG)を決めて6点を先行。第2Q終了間際、早大にFGを決められて、6―3で折り返した。
第3QにRB伊丹翔栄(しょうえい)(2年)のタッチダウン(TD)などで13―3とリードを広げると、第4QにはRB前島仁(3年)が3本のTDを奪うなどして突き放した。
早大も終盤、RB花宮圭一郎(3年)が2TDを決めるなど粘ったが、及ばなかった。
関学大の出場は7年連続56回目、早大は3年ぶり7回目だった。両校の対戦は3年ぶり4回目で、関学大の4戦全勝となった。
全日本大学選手権(決勝=甲子園ボウル)の大会方式は今大会から変更された。
従来の東日本、西日本という枠組みをなくし、北海道、東北、関東、東海、北陸、関西、中四国、九州の8地区から代表1校ずつが出場。優勝経験がある、関西と関東2地区の代表は準決勝から登場する変則トーナメントとした。
昨年は東日本代表を決めるトーナメントに3校、西日本代表を決めるトーナメントに7校が参加した。
東西で参加校数が違う上、関西からは3校が出場しており、日本アメリカンフットボール協会は「公平性の観点から、今回の変更につながった」とする。
2023年までこの方式で実施し、24年以降は新たな方式も検討しているという。
甲子園ボウル王者が学生代表として社会人代表と対戦していた「ライスボウル」は22年から社会人Xリーグの優勝決定戦に方式が変わった。
=朝日新聞デジタル2022年12月18日掲載