全国高校駅伝女子、長野東が初優勝 最終5区でエース村岡が逆転
全国高校駅伝女子は25日、たけびしスタジアム京都発着の5区間計21・0975キロのコースで行われ、16回目の出場となる長野東が1時間7分37秒で初優勝を果たした。
長野東は1区で名和夏乃子(2年)が先頭集団で粘り、4位でたすきをつないだ。3区終了時点でも3位と好位置につけ、4区の佐藤悠花(3年)が区間賞。トップを走る仙台育英と13秒差でつないだ。
5区のアンカー村岡美玖(3年)は2・6キロ付近で仙台育英を抜き、首位に浮上。そのまま後続を寄せ付けずにゴールした。
優勝候補の神村学園は1区で11位と大きく出遅れた。アンカーの留学生が3位まで浮上したが、及ばなかった。仙台育英は2区から5区途中まで首位を走ったが、最後に逆転を許し連覇を逃した。(記録は速報値)
=朝日新聞デジタル2022年12月25日掲載