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特集:ウインターカップ2022

男子は新潟の開志国際が初優勝 福岡第一破り高校総体の雪辱を果たす

優勝を喜ぶ開志国際の選手たち(撮影・小玉重隆)

 バスケットボールの第75回全国高校選手権(ソフトバンク ウインターカップ2022=日本バスケットボール協会主催、朝日新聞社など特別協力)は29日、東京体育館で男子決勝があり、開志国際(新潟)が福岡第一を88―71で破り、初優勝を果たした。開志国際は夏の全国高校総体の決勝で福岡第一に惜敗しており、今大会で雪辱した。

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 開志国際の富樫英樹監督(60)は、夏の高校総体決勝で敗れた福岡第一を破っての初優勝に声をからして喜んだ。「子どもたちはこの日のために半年間やってきた」。選手と同様に40分間、ベンチ前を走り、指示を出し続けた。得点ごとに跳びはねた体は、試合残り2分ごろから震えていた。優勝を目の前に誰よりも先に感極まり、「選手に最後までって言ってるのに……」。ともに駆け抜けた。

朝日新聞のウインターカップ2022特集

=朝日新聞デジタル2022年12月29日掲載

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