【動画】明大と法大のアイスショー 本田真凜ら出演、山隈太一朗ら卒業生が最後の演技
明治大学と法政大学の学生が主催するアイスショー「明治×法政 ON ICE 2023」が2月末、ダイドードリンコアイスアリーナ(東京都西東京市)であった。明治大の主将・山隈太一朗(4年、芦屋国際中教校)ら卒業生が、それぞれ思い入れのあるプログラムを披露した。今季休養中の樋口新葉(4年、明治大/ノエビア、開智日本橋学園)も会場に駆けつけ、来季復帰する意向を示した。現役選手は世界選手権代表の渡辺倫果(2年、TOKIOインカラミ/法政大、青森山田)や明治大の本田真凜(3年、JAL、青森山田)らが出演した。
卒業生のあいさつで、山隈は「すごく緊張して1年過ごしてきたんですけど、振り返ってみれば全日本(選手権)、インカレ、国体、そして『明治×法政 ON ICE』、たくさんの人に囲まれて、みんなに応援していただいて、本当に本当に幸せな1年を過ごすことができました」と笑顔を見せた。
法政大の主将・樋口瑞保(4年、開智日本橋学園)は、「やめたいと思ったことは何万回もあったんですけど、スケートを嫌いになったことは一度もなくて。その理由は支えてくれたお母さん、コーチ、本当にみなさんに支えられて大学生活の最後まで続けられたと思っています」と感謝を述べた。卒業後はアイスショーの道に進む。
昨年末の全日本に出場した松原星(あかり、明治大4年、武蔵野学院)は「悔しい思いをたくさんしました。ここまで一生懸命取り組んできたからこそ、いま心からやりきったと思って引退することができます」と、19年間のスケート人生を振り返った。同じく全日本に出場し、思い出のプログラム「ロミオとジュリエット」を舞った佐藤伊吹(明治大4年、駒場学園)も、「スケートを始めて18年くらいなんですが、やめようと思ったことは一回もなくて、楽しいこととか、つらいこととかすべて含めていい経験ができた思っています」と語った。
アイスショーの様子を動画で紹介する。
卒業選手(いずれも4年)
明治大学 山隈太一朗、松原星、佐藤伊吹、樋口新葉(出演なし)、岩永詩織、小川菜
法政大学 樋口瑞保、加藤真尋、高瀬真礼
日本大学 古庄優雅、松下紗千(ゲスト出演)
現役選手
明治大学 本田真凜(3年)、大島光翔(2年)、松井努夢(2年)、江川マリア(1年)
法政大学 渡辺倫果(2年)、小嶋孝夏(1年)、志賀海門(1年)