大阪経済大、立命館大、関西大、関西学院大が本戦出場　全日本大学駅伝関西地区選考会

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6月11日、全日本大学駅伝の関西地区選考会がヤンマーフィールド長居で開催された。10000mのタイムレース全4組に12校から各校最大10人が出走し、各校の上位8人の合計で争われ、大阪経済大学が昨年に続きトップ通過し、3大会連続25回目の出場を決めた。2位には2組と4組で1位をとった立命館大学が入り、23大会連続35回目の出場。3位には関西大学が7大会ぶり13回目の伊勢路への切符を手に入れた。4位には5大会連続13回目となる関西学院大学が滑り込んだ。

3組終了時点で大阪経済大は立命館大に続き暫定2位だったが最終の4組で逆転した。関西学院大以外の3校は本選出場に加え、10月9日の出雲駅伝への出場権も獲得した。

関西大が7大会ぶりに本戦出場つかむ

1組は関西学院大の岡寛大（3年）が31分31秒13でトップ。2組は立命館大の茶木涼介（2年）が中盤からトップを守った。3組は関西大のエース・亀田仁一路（4年）がスタート直後から飛び出し独走。ゴール直後は倒れ込んだが、2位に27秒差をつけ、全体3位のタイムとなる29分48秒50だった。4組は立命館大の大森駿斗 (3年）も序盤から独走し、全体トップの29分22秒60でゴール。関西学院大の守屋和希（4年）も追い上げ、全体2位となる29分37秒29でフィニッシュした。

タイム全体1位（4組1着）だった立命館大学・大森駿斗の話
「後半ばててしまってちょっと残念な結果ではあるんですけれど、チームの通過のために少しでも貢献できるタイムが出たと思います。2組以降しっかりとれてたんじゃないかと思います。当初は（関西大の）亀田さんが4組に来ると想定してたので、亀田さんと走っていったら28分台でいけて、他校のチームに少しでもアドバンテージがつけられると思っていたんですけど、いなかったので、自分で最初からいきました」

7大会ぶりの出場を決めた関西大学・亀田仁一路の話
「チームメートも頑張っていたので、最後まで走り切る形でゴールすることができました。チームの中で全日本を経験（日本学連選抜）しているのは僕一人なので、今年は（チームで）久しぶりの出場にはなりますが、結果を残せるように、チームに還元できるものは還元していきたい。今まで先輩たちが作り上げてくださったものがようやく形になってきて、今回出場がかなった。少し恩返しができたのかなと思います」