鉄壁の神戸弘陵か、勢いの岐阜第一か 甲子園球場で女子高校野球決勝
朝日新聞社
2023/08/01
(最終更新:)
岐阜第一の桑沢明里(左)と神戸弘陵の伊藤まこと=兵庫県丹波市、白井伸洋撮影
力投する神戸弘陵の伊藤=白井伸洋撮影
完投勝利を収めた岐阜第一の桑沢=白井伸洋撮影
甲子園で行われる決勝進出を決め、喜ぶ神戸弘陵の選手たち=2023年7月29日午前10時50分、兵庫県丹波市、白井伸洋撮影
試合に勝ち、抱き合って喜ぶ岐阜第一の選手たち=2023年7月29日午後2時29分、兵庫県丹波市、白井伸洋撮影
甲子園で行われる決勝進出を決め、喜ぶ神戸弘陵の選手たち=2023年7月29日午前10時50分、兵庫県丹波市、白井伸洋撮影
試合に勝ち、仲間とハイタッチをしながら整列に向かう岐阜第一の選手たち=白井伸洋撮影
甲子園で行われる決勝進出を決め、喜ぶ神戸弘陵の選手たち=2023年7月29日午前10時50分、兵庫県丹波市、白井伸洋撮影
試合に勝ち、仲間とハイタッチをしながら整列に向かう岐阜第一の選手たち=白井伸洋撮影
第27回全国高校女子硬式野球選手権大会は1日、決勝が阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)であり、2年ぶり3度目の優勝をめざす神戸弘陵と初めて決勝に進んだ岐阜第一が日本一をかけて戦う。試合開始は午後3時半。
投手力と守備力が高く、実績で勝る神戸弘陵に岐阜第一が挑む構図だ。
神戸弘陵は昨年8月のユース大会、今春の選抜大会を制し、今大会に「3冠」がかかる。制球力の高い樫谷そら、球威が自慢の伊藤まことの両左腕を中心に、ここまでの5試合で失点はわずかに3。守備も計2失策と持ち味を前面に出し、危なげなく勝ち上がってきた。
岐阜第一は昨年に続いて進んだ準決勝では延長タイブレークの末、昨春の選抜王者・福井工大福井を破り、勢いに乗る。ただ、全4試合に登板し、準決勝で11回、158球を投げた2年生エース桑沢明里(めいり)の疲労が気がかりだ。
大量点は難しいだろうが、神戸弘陵が今大会、一度も与えていない先取点を奪えるかがポイントだろう。
打率6割超で計3三塁打と長打力もある1番・上條優奈らを中心に早いイニングでリードを奪い、焦りを誘いたい。
甲子園での決勝開催は2021年から3年連続3回目。21年は神戸弘陵が、昨夏は横浜隼人(神奈川)が頂点に立った。
今夏は過去最多58チームが参加。兵庫県丹波市と淡路市で準決勝までを行った。
大会は全国高校女子硬式野球連盟、丹波市が主催し、全日本女子野球連盟、淡路市の共催。朝日新聞社が特別後援、阪神甲子園球場が特別協力し、KOWAの特別協賛。
(佐藤祐生)
=朝日新聞デジタル2023年08月01日掲載