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「B1に風を吹かす」バスケ日本代表の馬場雄大 長崎ヴェルカに入団

B1の長崎入りが明らかになった馬場雄大(撮影・竹花徹朗)

 バスケットボール男子の日本代表としてワールドカップ(W杯)に出場した馬場雄大選手(27)が長崎ヴェルカに加入することが明らかになった。馬場選手は26日、長崎市内で開いた会見で「B1に長崎ヴェルカの風を吹かしていきたい」と意気込みを語った。

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 馬場選手は富山県出身。アルバルク東京でプレーした後、米NBAでプレーすることをめざして渡米。沖縄県で開催されたW杯にも出場し、2024年のパリ五輪出場権の獲得に貢献した。無所属だったことから、去就が注目されていた。

 この日あった会見で、馬場選手はヴェルカへの入団を決めた理由について、「NBA選手になりたいという目標がずっとあって、そこを常に考えてチーム選びをしてきた。パリ五輪に向けてもっとも自分が成長できる環境だと思い、選ばせて頂いた」と述べた。ヴェルカは今季からB1リーグで戦う。「こうしてBリーグに戻ってくることになったからには、優勝をめざしてやっていきたい」と活躍を誓った。

 ヴェルカの伊藤拓摩代表取締役社長は「(馬場選手は)これまでの所属先でも優勝が当たり前の選手。彼が来ることで優勝という意識が芽生えることを期待している」と話した。

 ヴェルカのB1リーグ初陣は10月8、9日。県立総合体育館で千葉ジェッツと対戦する。

=朝日新聞デジタル2023年09月26日掲載

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