神戸弘陵が優勝、2年連続4度目 花巻東を破る 女子高校野球
第28回全国高校女子硬式野球選手権大会(全国高校女子硬式野球連盟、兵庫県丹波市主催、朝日新聞社特別後援、阪神甲子園球場特別協力)は3日、決勝が阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)であり、神戸弘陵(兵庫)が初優勝をめざした花巻東(岩手)を破り、2年連続4度目の優勝を果たした。選抜大会に続く2年連続の春夏連覇は史上初。
今大会の神戸弘陵は堅守が光った。三振を奪う能力が高い2年生左腕の阿部さくらを柱とした投手4人を野手陣が無失策の守りで支え、準決勝までの5試合で無失点だった。
大会は前回より3チーム多い過去最多の61チームが参加し、7月20日に開幕した。兵庫県丹波市と淡路市で予選トーナメント(T)があり、勝ち上がった16チームによる決勝Tは準決勝まで丹波市で行った。
甲子園での決勝開催は4年連続4回目。神戸弘陵が甲子園で優勝するのは、2021年、23年に続いて3度目。
(高橋健人)=朝日新聞デジタル2024年08月03日掲載