陸上・駅伝

特集:パリオリンピック・パラリンピック

陸上3000m障害の三浦龍司が決勝へ 好位置キープ「余裕あった」

男子3000mSCで決勝進出を決めた三浦龍司(右、撮影・内田光)

 貫禄さえ感じるレースだった。陸上男子3000メートル障害の三浦龍司が予選を8分12秒41の組4着で走り、2大会連続の決勝へ進んだ。

順天堂大学・三浦龍司×村竹ラシッド対談(上)走りでチームを引っ張るラストイヤー

 前の組より速いペースで進む中、終始4番手前後の好位置をキープ。最後の直線でも伸びを見せ、「体が動くという感覚があった。今までのレースに比べたらラストも全体的な余裕があった」と納得の表情をみせた。

 実業団1年目の22歳。予選のスタート前の招集所では、力のあるアフリカ勢の選手とレースについて会話。世界最高峰のダイヤモンドリーグに出場を重ねる中で、トップ選手たちにもその存在を認められつつある。

 東京五輪では7位、昨年の世界選手権は6位。「徐々に(順位が)上がってきている。続くような結果を残したい」

(辻隆徳)

=朝日新聞デジタル2024年08月06日掲載

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