木村敬一が100mバタフライで連覇 今大会2冠 パラリンピック
朝日新聞社
2024/09/07
(最終更新:)
男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)決勝で1位になった木村敬一(手前)。奥は3位の富田宇宙=2024年9月6日午後8時17分、ラデファンス・アリーナ、小玉重隆撮影
男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)決勝で力泳する木村敬一(手前)。奥は隣のコースを泳ぐ富田宇宙=2024年9月6日午後8時17分、ラデファンス・アリーナ、小玉重隆撮影
男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で1位になった木村敬一(右)に声をかける富田宇宙=2024年9月6日午後8時17分、ラデファンス・アリーナ、小玉重隆撮影
男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で1位になった木村敬一(右)に声をかける富田宇宙=2024年9月6日午後8時17分、ラデファンス・アリーナ、小玉重隆撮影
パリ・パラリンピック第10日の6日、競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で木村敬一(33)=東京ガス=が2連覇を果たした。今大会は50メートル自由形でも金メダルを獲得しており、これで2冠となった。木村は予選を1分1秒48の全体1位で通過。決勝ではスタートから飛び出すと、終盤まで勢いが衰えず、1分0秒90の大会新と日本新記録をマークした。
滋賀県出身。先天性の視覚障害があり、10歳の時に水泳を始めた。パラリンピックは2008年北京大会から5大会連続で出場している。
21年の東京大会の後、12年ロンドン、16年リオデジャネイロの両オリンピック(五輪)で銅メダルに輝いた星奈津美さんのアドバイスを受け、バタフライのフォーム改良に取り組んだ。
=朝日新聞デジタル2024年09月07日掲載