水泳

特集:パリオリンピック・パラリンピック

木村敬一が100mバタフライで連覇 今大会2冠 パラリンピック

男子100mバタフライ(視覚障害S11)決勝で1位になった木村敬一。奥は3位の富田宇宙(撮影・小玉重隆)

 パリ・パラリンピック第10日の6日、競泳男子100メートルバタフライ(視覚障害S11)で木村敬一(33)=東京ガス=が2連覇を果たした。今大会は50メートル自由形でも金メダルを獲得しており、これで2冠となった。木村は予選を1分1秒48の全体1位で通過。決勝ではスタートから飛び出すと、終盤まで勢いが衰えず、1分0秒90の大会新と日本新記録をマークした。

木村敬一が50m自由形で金 日本新で日本勢2個目 パラリンピック

 滋賀県出身。先天性の視覚障害があり、10歳の時に水泳を始めた。パラリンピックは2008年北京大会から5大会連続で出場している。

 21年の東京大会の後、12年ロンドン、16年リオデジャネイロの両オリンピック(五輪)で銅メダルに輝いた星奈津美さんのアドバイスを受け、バタフライのフォーム改良に取り組んだ。

=朝日新聞デジタル2024年09月07日掲載

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