自転車ロードで53歳の杉浦佳子がパラ連覇 金メダル最年長記録更新
パリ・パラリンピック第11日の7日、自転車の女子個人ロードレース(運動機能障害C1~3)で、杉浦佳子(53)が金メダルを獲得し、2連覇を果たした。自身が持つ金メダルの日本勢最年長記録を更新した。
静岡県掛川市出身。北里大学薬学部を卒業後、薬剤師になった。仕事を続けながらトライアスロンに励んでいた2016年、45歳のときに自転車レース中に転倒。右半身のまひや記憶障害などを負い、翌年からパラ自転車競技を始めた。初出場した3年前の東京大会ではロードの2種目で2冠を達成した。
今大会は、4日に行われた女子個人ロードタイムトライアルは6位となり、ロードレースに向けて「しっかり作戦を練って、臨みたい」と話していた。
=朝日新聞デジタル2024年09月07日掲載