ラクロス　「打倒関学」掲げる同大4回生の想い

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関西学生女子1部リーグ戦ファイナル4決勝

11月3日@ヤンマーフィールド長居

同志社大vs関西学院大

関大との接戦を制し、同志社が手にした関西制覇への挑戦権。決勝で待ち構えているのは、一昨年の日本一チーム、関西学院大だ。スピードやクリア・ライドの切り替えがずば抜けて速い相手にどう挑むのか、同志社は一段上の戦略が求められる。

「奪うディフェンダー」スタイルのDF吉田実央(4年、昭和)が率いる「吉田組」は選手層が厚い。全学年の選手がメンバー入りしており、先輩後輩関係なく第一線で活躍している。ATは「1人1点」を目標に掲げ、副将の内海敦公(4年、豊中)を筆頭に全員で点を取りにいく。DFは吉田と副将の大西優美(同志社)の4回生コンビがキーマンとなる。昨年ワールドゲームズ日本代表にも選出された「守護神」竹本萌優(3年、関大)や、取り切りのいいドロワーの福地梨紗(2年、同志社)の活躍にも期待したい。

同志社は3年前と2年前、関学相手に2年連続ファイナル4決勝で、1点差の敗北を喫した。関学対策を徹底して挑んだ昨年は、準決勝で関学がまさかの敗退。不完全燃焼のまま、同志社は全国大会へと駒を進めた。そんな悔しさを味わった代がついに引退の年を迎える。創部初の日本一に向け、「打倒関学」を合言葉にチーム一丸となって挑む。