サッカー

法政 攻撃サッカーで早大に勝利

法大は早大に勝ち、3位を決めた

関東大学リーグ戦1部最終節

11月25日@東京・味の素フィールド西が丘
法政大(勝ち点36) 2-1 早稲田大(46)

法大は勝てば3位が確定。間近に迫ったインカレを前に弾みをつけるため、なんとしても勝利したい。大勢の観客が見守る中、前節から若干スタメンを変更し、今シーズン最終節の早大戦に臨んだ。

リーグ王者に2点先制

リーグ王者相手に法大は序盤から積極的に攻撃をしかける。前半6分、右サイドからMF紺野和也(3年、武南)のクロスボールが混戦の末相手のゴールに吸い込まれ、オウンゴールで先制。その後もFWディサロ燦シルヴァーノ(4年、三菱養和SCユース)やMF長谷川元希(2年、大宮アルディージャユース)らを中心にさまざまな形から早大ゴールを脅かし、攻撃の圧力を強めていく。守りの場面でも統率のとれた動きで早大の攻撃をほぼ完璧に防ぎきる。早大は単調な攻撃が続き、1-0のリードで試合を折り返した。

1点を追いかける早大は後半開始と同時に2人の選手を投入する。両チームともにゴールがほしい試合展開の中、後半14分に法大はコーナーキックを獲得。キッカーのMF末木裕也(3年、ヴァンフォーレ甲府ユース)の右からの正確なボールに“法政のバンディエラ”ディサロが反応。マーカーを振りきって得意のヘディングでゴールを決め、追加点を挙げた。

“法政のバンディエラ”ディサロがヘディングで追加点

15分には攻撃的なMF森俊貴(3年、栃木SCユース)、FW上田綺世(2年、鹿島学園高)を投入。さらなるゴールで試合を決定づけようとした。しかし29分、法大陣地内でバックパスを奪われ失点。リーグ王者はそう簡単には試合を運ばせてくれない。34分に法大はMF青柳燎汰(4年、前橋育英高)を投入。その後は両チームともにオープンな展開となりシュートを打ち合うも、スコアは動かず2-1で長い笛。前回の対戦では大敗を喫した強敵を内容で圧倒し、最終戦を勝利で飾った。

in Additionあわせて読みたい