ラグビー

田中監督「クラブとして進化を」明大V報告会

肩を組み、みんなで校歌斉唱

先の大学選手権で優勝した明治大ラグビー部が1月30日、東京・神田駿河台キャンパスにあるアカデミーホールで優勝報告会を開いた。22シーズンぶりの優勝ということで、ファンや関係者からも問い合わせがあり、急きょ大学側が開催を決定。学生や学外の明治ファンら約900人が集まった。

学長「ぜひ10連覇を」

ホールの1階部分は、ほぼ満席となった。大きな拍手の中、キャプテンのSH福田健太(4年、茗渓学園)を筆頭に紫紺のジャージーを着た選手たちが入ってきた。

まず明治の土屋恵一郎学長は「ぜひ10連覇をしていただき、黄金時代を築いてほしい」とあいさつ。大六野耕作ラグビー部長は「(優勝して、)普段は仲の悪いOBも肩を組んでました。明治の出身ではないけど明治のラグビーが好きと言ってくれる人が多くてびっくりしました」と続いた。 

田中監督はさらなる進化への思いを語った

今シーズンからチームを率いた田中澄憲(きよのり)監督は「この場で(優勝を)報告できることをうれしく思います。OB、OGの支えがあってこそだと思います。22年ぶりに日本一が取れましたが、次の優勝が22年後にならないように、クラブとして進化していきたい」と語った。

キャプテンの福田は「対抗戦で慶應と早稲田に負けていたので、大学選手権はリベンジという気持ちで臨みました。練習中、リベンジという言葉をかけ続けて、その思いが一つになりました」と話した。

キャプテンの福田は戦いを終え、仲間と軽井沢や沖縄へ

その後は和やかな雰囲気で進んでいった。選手への質問コーナー、福田キャプテンのパスの実演、応援団のエール、参加者全員による校歌斉唱、ラグビー部員による部歌斉唱で盛り上がり、最後に参加者全員で記念撮影をした。

キャプテンの福田は会場に集まった人たちに感謝の言葉を述べ、「いままでにない、未知の体験をさせてもらった。本当に感謝しかない」と感慨深げに語った。早大と慶大に敗れた関東大学対抗戦Aグループは同率3位(4位扱い)だったが、1月12日の大学選手権決勝まで勝ち進み、強力FW擁する天理大に22-17で勝利。22大会ぶりの日本一の反響は想像以上に大きかったという。福田には約400通の祝福メッセージが届いた。ゆっくり読んで、翌13日にすべて返信したという。その後、あいさつ回りを終えてから、同級生と一緒に軽井沢や沖縄へ出かけた。「これまであったプレッシャーから解放されて、夜もゆっくり寝られるようになった。ようやく現実に戻った感じです」と、笑みを浮かべた。

田中監督は「ちやほやも今日までで、一からスタートしたい」と語り、表情を引き締めた。新チームは2月中旬に始動する。

シーズンを通して応援をしてくれた人たちと喜びを分かち合った

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