陸上

トップだけを見て 名城大・高松智美ムセンビ

トップだけを見て 名城大・高松智美ムセンビ
高松(手前左)は実業団の選手たちと先頭集団を引っ張った

第102回日本陸上競技選手権クロスカントリー競走 シニア女子8km

2月23日@福岡・海の中道海浜公園
3位 高松智美ムセンビ(名城大1年、大阪薫英女学院) 26分51秒

高松智美ムセンビは昨年の日本選手権女子1500mを18歳で制し、鮮烈なシニアデビューを飾った。2月23日に開催されたクロカン日本選手権でもシニア女子8kmに出場。いつも通りに先頭集団でレースを引っ張ったが、ラスト1kmで離されて3位だった。

学生でトップでも……

レース直後の高松は「落ち着いて走れて、ラスト少し溜めてたんですけど、最後風が強いところで少し弱気になってしまって、ちょっと粘れなかったです」と語った。それでも学生では1位(※優勝の田中希実は同志社大学1年だが、所属するクラブチームから出場)ですよ、という問いかけには「でもシニアという部門で出ているからには、学生で1位だとしてもシニアでは3位なので、悔しいです」と返した。

今年は4月のアジア選手権(ドーハ)には、同学年の田中とともに5000mで出場予定だ。「日本選手権やユニバーシアードでもしっかりメダルをとりたいです」。目標はきっちりと定まっている。この日、表彰式を待つ少しの時間、今後の海外遠征について、バリバリの関西弁で田中と語り合っていた。

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高松(手前右)は1位とは8秒差の3位だった(撮影・松永早弥香)

4月には2年生になり、後輩ができる。「私も先輩にたくさん指導していただいたので、自分たちがしっかり新入生に教えてあげないと。学んだことを渡す番だと思います」。上級生としての自覚も芽生えてきた。

高松は、この日が誕生日だった。なにか特別なことするんですかと尋ねると、はにかみながら「先生にケーキをおねだりします」。かわいい一面を見せてくれた。19歳になった彼女の、さらなる飛躍が待ち遠しい。

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名城大の1学年先輩にあたる加世田(右)とレース後に話す高松

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