学生注目!! 法政大・山崎有馬【わっしょい新編集長】

山崎編集長は、同じ学生にこそ大学スポーツの面白さを知ってほしいと考えている

体育会系の部と同じように、各校の大学スポーツ新聞も新体制へと移行しました。大学スポーツ新聞の活動は、たいてい3年間です。4years.よりもさらに短い期間に青春をかけ、大学スポーツの現場にいちばん近く、いちばん長く寄り添うのです。同じ大学の仲間のプレーに涙を流しながら写真を撮り、また思い出して泣きながら原稿を書きます。大学スポーツの中には、大学スポーツ新聞という生き方も含まれていると思うのです。さあ、春はそこまで来ています。4years.が提携する大学スポーツ新聞の新編集長にラストイヤーへの思いをつづってもらう連載「わっしょい新編集長」をお届けします。

大学スポーツ新聞部はいま、転換期に入っていると感じます。新聞制作のみならず、ツイッター、インスタグラム、ウェブなどを活用した活動により、それは一つの総合的、横断的なスポーツメディアとして大きな可能性を持つ媒体となっています。

しかし大学スポーツ自体の認知度は、まだまだ低いと言えます。硬式野球部ひとつをとってみても、高校野球の聖地である甲子園が満員に埋まる一方で、大学野球の聖地である神宮球場が満員に埋まることはほぼありません。しかしそれは単に、大学スポーツに面白さがないからというわけではもちろんありません。体育会の選手たちはそれぞれがより高いレベルを求めて高校を卒業し、大学の門をたたいています。そこで繰り広げられる戦いが面白くないわけないのです。

取材対象の目を見て話を聞く小島副編集長

我々大学スポーツ新聞部はその面白さを伝える大きな鍵になります。その中でスポーツ法政は今年のこの一年、「学生」の大学スポーツ認知に重点を置き、活動をしていきたいと感じています。

法政大学には長い歴史があります。その中で培われてきた伝統は全国的に見てもトップクラスと言えるでしょう。そのためOB・OGの応援や支援は多く、現在の法政大学体育会にとって大きな力となっています。しかしその一方で、学生の認知がまだ低いというのをやはり感じてしまいます。私は、学生も知ってこその大学スポーツだと思っています。同じキャンパスですごし、普段は普通に授業を受けている同世代の人間が、それぞれ高いレベルの舞台で躍動している事実をもっと知ってほしいのです。

私は、この思いを強く持つことこそ、いちばん大切だと感じています。我々は「学生記者」ですが、その前に一人の「ファン」でもあります。ただ単純に、母校を応援する気持ちを持っているのです。私は取材活動をするにあたって、学生記者ならではのこの思いを大切に、忘れずに心に留めておきたいと感じています。そしてこの「応援したい」という強い思いが、多くの学生のもとに届くと信じています。

より幅広い世代に大学スポーツを知ってもらうために、そしてその面白さを感じてもらうために、我々はさまざまな可能性を模索しながら、大学スポーツ振興の一端を担う存在となることを目標として、今年一年、最後まで学生記者をやり通していきます。

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