ハンドボール

筑波大が優勝 同点のラスト1秒、エース徳田廉之介が決めた

立ち上がりは日体大に流れを持っていかれたが、筑波大は前半のうちに追い上げ、後半につなげた

関東学生春季リーグ1部 第8節

5月11日@三郷市総合体育館
筑波大 26 (12-13、 14-12) 25 日体大

筑波大は単独1位(6勝1分)で第8戦を迎えた。相手は2位につける日体大。筑波大が勝てば優勝が決まる注目のカードとなった。

試合残り10秒でまさかの同点

立ち上がり、先制点を許し、その後も速攻に苦戦した。しかし途中出場したキーパー伊藤秀一郎(3年、旭丘)の好セーブが光り、12-13と1点ビハインドで試合を折り返せた。

後半も伊藤が好セーブを繰り返す。さらに徳田廉之介(3年、岩国工業)をはじめとする主力選手たちが躍動し、12分で逆転。一気に主導権を奪い、点差を広げた。しかし終盤、筑波大に退場者が続出。一時は5人でのプレーを余儀なくされる。
日体大に4連続得点され、試合終了10秒前に追いつかれた。

会場は最高潮の盛り上がり。そして試合残り1秒で、日体大にレッドカード。筑波大が7mスローの権利を獲得。エースの徳田が確実に決め、26-25。筑波大に歓喜の瞬間がやってきた。

7mスローを決める徳田

試合の流れ、つかめるチームを目指して

福田丈コーチは試合後にこう語った。「今年は試合の流れに合わせ、自分たちで考え、プレーができるチームを目指したい。今回はキーパーの伊藤が出場してすぐに、試合の流れに対応してくれたことが勝因の一つです」と語った。何度も日体大の得点を阻んだ伊藤は「後半に流れが相手に傾きかけたときに、ノーマークのシュートを止められてよかった」と、安堵の表情を見せた。

昨年の春季1部リーグでは、早稲田大に負け、連覇を逃した。秋は優勝したが、続く全日本選手権では優勝候補だったにもかかわらず、3回戦で敗退。この春の優勝は、全国制覇に向けた足掛かりにしたいところだ。