陸上・駅伝

男子5000mは関西学院大の石井優樹が2連覇 学生個人選手権

2連覇を果たし、関学の仲間に向かって手を挙げた石井(撮影・北川直樹)

日本学生陸上競技個人選手権第2日

6月8日@Shonan BMWスタジアム平塚
男子5000mタイムレース決勝
1位 石井優樹(関西学院大4年、布施) 14分5秒89
2位 中村友哉(青山学院大4年、大阪桐蔭) 14分6秒73
3位 名取燎太(東海大3年、佐久長聖) 14分6秒92
4位 谷村龍生(帝京大3年、西京) 14分9秒44
5位 岸本大紀(青山学院大1年、三条) 14分10秒02
6位 ローレンス・グレ(札幌学院大2年、 札幌山の手)14分13秒05
7位 今井崇人(立命館大4年、宝塚北) 14分13秒99
8位 高畑祐樹(立命館大4年、水口東) 14分15秒25

陸上の日本学生個人選手権は8日、第2日の競技があった。2組のタイムレース決勝となった男子5000mは、2組目で関西学院大学の石井優樹(4年、布施)が残り300mからのラストスパートで前の5人を抜き、2連覇を果たした。札幌学院大学2年のローレンス・グレが大きくリードし、2番手集団の5番目につけていた石井が圧巻のスパートを披露した。2日前にかぜをひき、この日も午前4時まで吐き気があって寝られず、棄権も考えたという石井だが、「僕の原点の試合だし、出たかった」と出場に踏み切った。「ほんまに出てよかったです」。2年連続で打倒関東を果たした関西のエースは、細い目をさらに細めて笑った。

残り300mからのラストスパートで5人を抜いた(撮影・藤井みさ)

「いっときの人」じゃないと証明できた

石井優樹の話
「関東の選手もいる激しいレースで戦えるのは、関西の選手としてとてもありがたいですし、そこでこういった結果を出せたのは、すごいうれしいです。なにより2連覇ってことで、『いっときの人』じゃないってことは証明できたかなと思います。だからと言って、一番をとったから僕だけが強いってわけじゃないですし、レースの展開によっては勝てない相手もいますし、今日も序盤で先頭についていけなかったので、そこはまだ強くなるポイントかなって思ってます。2日前に風邪を引いてしまい体調も優れなかったですし、3月にもけがをして、復帰戦の関西インカレに続いての今日だったので、不安なところがありました。それで、自分のペースで挑みました。いまの自分ではついていくのが精いっぱいだと思ったので、我慢レースですかね、それができたのはよかったです」

風邪をひいている石井はゴール後、倒れてせき込んだ(撮影・北川直樹)

石井には負けたくなかった……

中村友哉の話
「関東インカレの疲労が抜けていなかったので、攻めるレースはできないと思って控えめにいきました。様子を見つつ、いけるところまでいこうという気持ちでした。優勝した石井選手は地元が一緒で、中学高校と戦ってきた仲だったので、ラスト1周は負けたくない気持ちがあったんですけど、そこまでにタメがなくて、仕上がってなかった結果が出てしまいました。2位だけど悔しいです。今日は仕上がりが5~6割ぐらいかなと思ってたんですけど、その中でもまとめられた、暑い状況の中でもいい結果が出せたのは自信になります」

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