関西大・坂井隆一郎、「夢の世界」初の日本選手権男子100m決勝で6位に!
陸上の第103回日本選手権第2日は6月28日、今秋のドーハ世界選手権の代表選考会を兼ねて福岡・博多の森陸上競技場であり、男子100m決勝は20歳のサニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が10秒02(向かい風0.3m)で2年ぶり2度目の優勝。世界選手権代表に内定した。桐生祥秀(日本生命)が10秒16で2位、小池祐貴(住友電工)が10秒19で3位に入った。
日本の大学生でただ一人決勝に進んだ関大4回生の坂井隆一郎(大阪高校)は2レーンで走り、10秒31で6位だった。坂井はレース後のインタビューに「やっと夢の舞台に立てたなという気持ちですけど、やっぱり上の選手は強かったです。差を思い知らされた感じです。日本で6番、というのはちょっとうれしいですけど、それよりも差が大きすぎて、それに対しての悔しさが大きいです。今後そこを埋められるように頑張っていきたいです」と語った。