大学ラクロス

全国制覇狙う女子ラクロス同志社、リーグ初戦は関大を8-4で下す

リーグ初戦、勝利のために終始積極的に攻め続けた

8月18日、兵庫・伊丹スポーツセンター陸上競技場で関西学生ラクロスリーグ戦女子1部の2試合があった。同志社はシーズン初戦で関西大に8-4と勝利を収めた。学生日本一の目標達成へ向け、一戦も負けられない彼女たちの熱い戦いが幕を開けた。

田中と長瀬のコンビで先取点

厳しい日差しが土のグラウンドに照りつける中、試合開始のドローが上がった。DFスタートとなった同志社だが、ライドの粘りやチェイスでボールを取り返す。しかしなかなかショットまで持っていけないまま8分が経過。試合をようやく動かしたのはMF田中ちさと(4年、同志社)だった。MF長瀬涼音(同、同)のパスを受けてショット。先制点を挙げた。しかしすぐ関大に追いつかれた。同志社は田中がMF松下理佳子(3年、同)とのコンビネーションで攻めようとするが、得点につながらない。その後もなかなか思い通りに攻められないまま、1−1で第1クオーター(Q)を終えた。

第2Q。ドローのファールでまたもDFスタートとなった同志社だったが、負けじと取り返す。ゴール前まで持ち込むと、リーグ戦注目選手にも選ばれた長瀬がファールをもらい、安定感抜群のフリーシュートで勝ち越した。さらにその後MF福地梨紗(3年、同)のドローを長瀬がナイスゲットすると、その勢いのまま福地にパス、福地の華麗なショットが決まり、関大を突き放す。このまま流れをつかみたい同志社だったが、その後はポゼッションを失い、関大に決められてしまう。

3−2のまま第2Qも残りわずか。もどかしい展開を打破したのは井田ほのか(2年、同)のナイスDFだ。相手のパスの隙を逃さず奪い返すと、いち早くオフェンスに切り替えた村田奈穂(2年、同)へパス、村田が持ち前のスピードで駆け抜けてショット。ボールはゴールネットに突き刺さり、4-2で第2Qを終えた。

チーム一丸となり、全国制覇を目指す

第3Q開始のドローからパスをつなげ、ゴール前まで持ち込む。長瀬の力強いショットが決まり、幸先のいい後半スタートとなった。その後相手にボールを取られるが、田中の強いプレッシャーが効き再び取り戻すと、長瀬がまたもゴール前で仕掛け、巧みな1対1から3点目を挙げた。

4点差をつけた同志社はさらに力を見せつける。まずは村田がゴール前で相手のファールを誘ってフリーショットで1点を追加すると、今度はAT鎌田夏芽(3年、松山西)のテクニックがさえ、相手を惑わせてショット。8-2とした。

全国制覇へ、挑戦者として突き進む

第4Q、同志社のショットが続けて外れると、関大の反撃が始まる。同志社は相手のスピードに乗った鋭い1対1を防げず、失点。追加点がないまま時間だけが過ぎていく。次第にDFにも焦りが出て、残り時間2分を切って何度もファールを犯し、相手にフリーショットを与えてしまう。2度はキャプテンのG竹本萌優(4年、関大高等部)がナイスセーブで持ちこたえたが、3度目は止めきれず、8-4に。同志社は追加点なく、試合が終わった。

勝利を収めた同志社だったが、反省点や課題も多かった。キャプテン竹本は「1週間後の龍谷大戦に圧勝するために、ファールが多いところなどを短い期間で改善していかないと」と試合を振り返った。また「日本一を目指しているので、リーグ戦初戦は単に第一歩でしかない。挑戦者としてどんどん勝ち進んでいって、日本一になれるように頑張ります」。最後はしっかりとした眼差しで固い決意を語った。

あくまでも通過点でしかないリーグ戦。悲願の全国制覇への戦いは始まったばかりである。

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