大学ラクロス

昨年の関東ラクロス女王・慶大 明大に惨敗、FINAL4進出に暗雲たれこめる

第2Q、慶大のルーキー平井がフリーショットを決める

関東学生ラクロスリーグ戦女子1部Aブロック

8月31日@東京・駒沢オリンピック公園
慶応義塾大(1勝1敗1分け)1-8 明治大(3勝)

昨年は全勝で関東制覇を成しとげた慶大が苦しんでいる。1勝1分けで迎えた第3戦、1部Aブロック単独首位に立つ明大との対戦は、1-8の惨敗に終わった。

力の差を見せつけられた一戦

「試合に入る前からディフェンスの時間が長くなるのは予測できてました」。慶大のDFリーダー平井淑恵(4年、慶應女子)が話したように、明大に対して劣勢を覚悟して臨んだ。予想通り試合開始から明大の猛攻が始まった。第1クオーター(Q)3分、素早いパス回しから早くも先制点を奪われる。その後も明大のポゼッションは続き、8分にはもう1点。第1Qは苦しい時間帯が続いた。

それでも第2Qの7分、前回の試合から堂々のスタメン入りを果たしている期待のルーキー平井友香子(同志社)がフリーショットを決めた。平井のリーグ戦初得点にチーム全体が盛り上がった。しかし、その後の攻めは不発に終わり、波に乗れない。その間に2点を奪われ、1-4で試合を折り返した。

華やかな演出でのハーフタイムショーが終わり、いよいよ3Qへ。開始40秒で1on1からのショットを決められ、出鼻をくじかれた。その後も明大の勢いは止まらず、追加点を重ねられてしまった。決定力に欠ける慶大は歯がゆい時間帯が延々続き、後半は得点できずに試合終了の瞬間を迎えた。明大に現在の力の差を見せつけられた一戦だった。

慶大にとってチーム力の差を見せつけられた試合だった

大量得点での勝ちを重ねるしかない

「ATの得点力がない」。試合後、慶大主将の荒井理沙(4年、慶應女子)は5月の早慶戦でも出た課題を改めて口にした。1-8と差をつけられた試合だったが、慶大にまったくチャンスがないわけではなかった。明大の攻撃が続く中でも、速攻につなげられるシーンは何度かあった。しかし、相手ゴール付近での連携ミスに、攻め急いで相手に読まれるなど、あと一歩のところで得点を逃しているように見えた。

明大がAブロックの単独首位を走るいま、慶大はFINAL4進出のもうひと枠を狙うしかない。しかも現在4位の慶大に残された道は大量得点での勝利を重ねることだけ。チームで決定力を詰め直す必要がある。もうあとはない。危機的状況に陥ったいまこそ、2019年のチームの真価が問われる。

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