大学バレー

筑波大男子バレーが順大に快勝 好転の兆し見せ、ラスト1カ月へ

不調ながらも存在感を示した筑波大キャプテンの小澤

秋季関東大学男子1部リーグ戦

9月22日@小田原アリーナ

筑波大(4勝2敗) 3-1 順天堂大(2勝4敗)

筑波大から往復およそ7時間。秋のリーグ戦は9月21日から2日間、神奈川県の小田原アリーナ実施された。筑波大は男女ともに2勝を挙げ、順位好転の兆しを見せた。

21日の試合で、筑波大男子は日大と対戦。セットスコア3-0で勝利した。女子も大東文化大に3-2で勝った。翌日、筑波大女子は松蔭大に、男子は順天堂大に、それぞれ3-1で快勝。男子の秋山央監督は「(負ける)心配はしていなかった」と、目を細めた。

第1セットを落とすも、盛り返した筑波

前日に22歳の誕生日を迎えた主将の小澤宙輝(4年、甲府工)は試合後、「秋季リーグに入ってから調子が上がってない」と言った。しかし第1セット、小澤の不調を尻目にルーキーの垂水優芽(洛南)が試合開始から軽快なプレーを見せた。「試合前のミーティングで、相手の守備陣形などを確認していたので、攻撃しやすかったです」と垂水。何度か同点に追いつかれながらも、垂水や小澤がスパイクを決めチームを鼓舞した。しかし、21-21の局面から初めてリードを許すと、そこから連続ポイントを奪われ、相手のマッチポイントに。筑波大は坂下純也(3年、駿台学園)が立て続けにスパイクを決めて粘ったが、23-25のスコアでこのセットを落とした。

強烈なスパイクを浴びせる坂下

それでも、筑波大は冷静だった。「最終的に3セット取れれば、フルセットになっても構わない。セットを奪われても切り替えて、次のセットを取ることだけを考えました」と小澤。第2セット、筑波大は坂下が開始早々から立て続けにポイントを奪い、好スタート。その後も常にリードを保ち、最終的に25-19でこのセットを奪った。

第3セットも序盤から筑波大がリード。しかし、17-17の場面で相手にスパイクを決められこのセットで初めてリードを許す。筑波大はタイムアウトを使って立て直しを図るも、直後のプレーでセンターの連係ミスから失点した。3点差をつけられた時点で、筑波大はたまらず2度目のタイムアウト。すると、筑波大はここから盛り返した。相手のサーブミスでポイントを奪うと、その直後には坂下が豪快なバックアタックを決めた。「特別調子がよかったわけではないんですけど、決めるべきときに決められました」と坂下。シーソーゲームになりながらも、最後は27-25で勝利。セットカウント2-1とリードして第4セットへ突入した。

エース小澤の強烈スパイクで流れを取り戻す

第4セット、筑波大はこの試合で初めて序盤からリードを許した。試合は相手ペースで進んだが、坂下がバックアタックやオープンアタックを決めた。この流れからリードを奪うと、多彩な攻撃から小澤や垂水が徐々に調子を上げ、守備では西川馨太郎(けいたろう、1年、清風)が1枚ブロックを決めるなど、筑波大が主導権を握り大差をつけた。20点台に到達後、筑波大は停滞したが、22-19の局面でエースの小澤が流れを取り戻す強烈なスパイクを決める。息を吹き返した筑波大が25-19でこのセットを奪い、合計3-1で勝利した。

相手のスパイクを西川(写真右)らが必死にブロック

「調子がいいときはレベルの高いプレーを見せられるけど、悪いときのプレーはまだまだ改善できる。そういった『ボトム』の部分をどれだけ引き上げられるかが今後の課題です」と秋山監督。小澤は「これで4勝2敗。今後は上位勢との対戦が多くなるだけに、チームの実力が試される」と意気込む。リーグ戦は残り約1カ月。東日本インカレ覇者としての真価が問われる。

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