ラグビー

特集:いざ、東京オリンピック・パラリンピック

早稲田大・香川メレ優愛ハヴィリ、リセットして7人制女子最年少代表で目指す東京五輪

オンライン取材に応じる日本代表候補の香川メレ優愛ハヴィリ

7人制ラグビーの女子日本代表(サクラセブンズ)候補が埼玉・熊谷で合宿しており、最年少代表候補の一人、早稲田大学1年の香川メレ優愛(ゆあ)ハヴィリ(アルカスクイーン熊谷)が24日、オンライン取材に応じた。コロナ禍で思うような活動はできなかったが、合宿ではコンタクト練習も次第に取り入れられ、「改めてみんなでトレーニングできるうれしさがある」などと話した。

最年少を逆手に「経験積める」

今春、熊谷女子高から早大スポーツ科学部へ進んだが、「授業は全部オンラインで、キャンパスには一度も行っていない」と言う。メダル獲得を目標に掲げる東京オリンピックも延期になり、「集中してトレーニングしていたので、最初は戸惑い、モチベーションも下がった」。それでも若さを武器に、「経験が少ない分、逆に経験を積んで挑めるとポジティブにとらえている」。ダンベルを追加購入してウェートトレーニングをしたり、家の周辺を黙々と走ったり、「孤独感はありましたが、同じ目標に向かっているということを励みに頑張りました」。合宿再開後、代表候補のベテラン、中村知春(ナナイロプリズム福岡)からフィットネスが向上したと驚かれた。

同期の松田凜日と目指す五輪

日本体育大学1年の松田凜日(国學院栃木)と一緒に最年少での東京オリンピック出場を目指す。「初めてのオリンピックになるが、自分だけではない。何でも話せる心強い同期です」。身長170cm、体重71kg。力強いボールキャリーは国際大会でも通用している。「基本的なパスや判断力をつけ、自分から発信できるように」と成長を誓う。

2月、和歌山での合宿に参加した香川。まだ、高校3年生だった(撮影・斉藤健仁)

7人制ラグビーは、4年前のリオデジャネイロオリンピックから正式競技になった。女子日本代表はどこにも負けない練習量で挑んだが、12チーム中10位に終わった。「オリンピックに向けた代表の背景は知っていた。すごいトレーニングを積んでも、世界には勝てなかった。代表になりたいけど、世界へは酷な道のりと衝撃だった」。目標のメダル獲得が、簡単でないことは十分わかっている。

今月、19歳になる。オリンピックへ向けて技術、体力を高めていくことはもちろんだが、「キャンパスに行って、友達に会うというのができていない。早く充実したキャンパスライフを送って、ラグビーをしたい」と今年の大学1年生に共通する思いも漏らした。

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