陸上・駅伝

特集:東京オリンピック・パラリンピック

橋岡優輝、走り幅跳び6位 日本勢37年ぶり決勝、最後に8m10

男子走り幅跳び決勝で最後の跳躍を成功させガッツポーズする橋岡優輝(撮影・池田良)

 東京オリンピック(五輪)第11日の2日、陸上の男子走り幅跳びの決勝に日本勢として37年ぶりに進出した橋岡優輝だったが、85年ぶりのメダル獲得はならなかった。

橋岡優輝 東京オリンピックでは「確実にメダルを」日大での学びも力に変え高みへ

 予選の1本目で8メートル17を跳んで、決勝進出を決めた時と比べて、この日はそろりと発進。1回目ファウルの後、2回目に7メートル95、3回目は7メートル97を跳び、7位でベスト8に進んだ。

 このところ踏み切りが合えばほぼ8メートル超えの跳躍をしていただけに、物足りない感じがあったが、そこは五輪の決勝。助走の走りに硬さが見えた。

 最終6回目。その時点では8メートル15を超えることがメダルへの最低条件だったが、8メートル10と及ばず、6位入賞。「目標はメダル獲得。そこはぶらさずに」と言っていたが、夢はパリ五輪へと持ち越しになった。

(堀川貴弘)

=朝日新聞デジタル2021年08月02日掲載

in Additionあわせて読みたい