野球

特集:いざ、東京オリンピック・パラリンピック

侍ジャパン、2004年以来のメダル確定 韓国を下し2度目の決勝へ

3番手で登板した伊藤大海(撮影・細川卓)

 東京オリンピック(五輪)第13日の4日、野球の準決勝が横浜スタジアムであり、日本代表「侍ジャパン」は韓国に5―2で勝った。2004年アテネ五輪の銅メダル以来のメダル獲得が確定した。日本の決勝進出は、銀メダルだった1996年アトランタ五輪以来、2度目。7日午後7時からの決勝は、5日にある韓国―米国戦の勝者と対戦する。

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 日本は三回に坂本勇人の中犠飛で1点を先取。五回は1死三塁から吉田正尚が中前適時打を放った。六回に2―2と追い付かれたが、八回2死満塁で山田哲人が左中間フェンス最上段に当たる走者一掃の二塁打を放って勝ち越した。

 日本は公開競技だった84年のロサンゼルス五輪で優勝。正式競技として実施された92年のバルセロナ五輪から2008年の北京五輪まで、金メダルを獲得していない。

■山田哲人、セオリー通りの打撃

 同点の八回2死満塁で勝ち越し打を放ったのは、山田哲人だった。2死二塁から村上宗隆、甲斐拓也が連続四球で歩いて迎えた打席。「四球の後の初球」というセオリー通り、甘い150キロを完璧に振り抜いた。打球は左中間のフェンスに当たり、3人が生還した。この日は1番打者として三回に先取点につながる犠打。五回にはチーム2点目につながる二塁打と、大きな仕事を果たした。

 稲葉篤紀監督(日) 宿敵・韓国に競り勝ち決勝進出。「選手がこの試合の重要性を十分に理解して、粘り強く、よく勝ってくれた」

 伊藤大海(日) 七回に登板し、2回無失点の好投。「(緊張感のある場面で)そこで抑えたら、おいしいなって。少しでもリズムよく抑え、ベンチに戻ることを考えた」

=朝日新聞デジタル2021年08月04日掲載

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