野球

特集:2021年 大学球界のドラフト候補たち

「これから黄色が好きになる」 阪神2位・鈴木勇斗、発想転換で成長

阪神から2巡目で指名された創価大学の鈴木勇斗(撮影・朝日新聞社)

(11日、プロ野球ドラフト会議)

創価大・鈴木勇斗 鹿屋中央高出身の152km左腕は大学3年秋に大きく成長

 「今、すごく乗っているチーム。自分は甲子園で投げることができなかったので、頑張りたい」

 11日のプロ野球ドラフト会議で、創価大の最速152キロ左腕、鈴木勇斗投手が阪神タイガースから2位指名を受けた。

 鹿児島・鹿屋中央高出身。高校時代に甲子園の土を踏むことはなかった。

 毎年夏に関西遠征があり、夏の全国選手権は3年連続、甲子園のスタンドから観戦していたという。

 創価大入学後も、1、2年生の時は目立った活躍ができなかった。それが、昨年秋から急成長。東京新大学秋季リーグでMVP、最優秀投手、最多勝、ベストナインを獲得した。一躍、ドラフト上位候補となった。

(加藤秀彬)

=朝日新聞デジタル2021年10月11日掲載

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