7人制女子日本が22年ワールドカップへ、日体大の平野優芽らでアジア予選V
ラグビー7人制の2022年ワールドカップ(W杯)アジア予選を兼ねたアジアシリーズドバイ大会で、女子日本が4大会連続のW杯出場を決めた。22年9月に南アフリカのケープタウンで開かれる予定の「ラグビーワールドカップセブンズ2022」の出場権を獲得した。
準決勝で香港に快勝、中国にも雪辱
女子日本は第1日のプール戦で、カザフスタンを21-7、タイを17-5、フィリピンを61-0で破って3連勝でプールAを1位通過。最終日の準決勝で香港に29-0で勝って、上位2チームに与えられるW杯出場権を得た。決勝でも東京オリンピックで敗れた中国に14-12で競り勝ってドバイ大会を制した。
最年少の18歳、須田倫代(みちよ、追手門学院大1年)や東京オリンピック代表の大谷芽生(立正大3年)ら多くの大学生も参加。代表復帰したコーチ兼任の中村知春(ナナイロプリズム福岡)が通算50キャップに到達した。
男子日本は準決勝で韓国に14-21で敗れて出場権を逃した。
女子日本・平野優芽主将(日本体育大学4年) 「2日間応援ありがとうございました。オリンピック後のアジアシリーズで、また、中村知春選手の50キャップ目という節目の大会で優勝し、来年のラグビーW杯セブンズの出場権を獲得することができてとてもうれしく思います。個々の持っている力を存分に発揮し、苦しい試合も全員で戦い抜くことができました。これからまたW杯に向けさらに強くて、皆さんから応援していただけるチームを目指し頑張っていきます。引き続きサクラセブンズへのご支援、ご声援のほどよろしくお願いします」