帝京大、京産大、東海大、早大は準々決勝から登場 第58回大会の対戦相手決まる
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第58回全国大学ラグビーフットボール選手権大会日程
【1回戦=1試合】
11月21日
朝日大(東海・北陸・中国・四国)60-7八戸学院大(北海道・東北)
【2回戦=1試合】
11月28日
朝日大36-21福岡大(九州1位)
【3回戦=1試合】
12月12日
同志社大(西4位)46-7朝日大
【4回戦=4試合】
12月18日
慶應義塾大(対4位)13-10近畿大(西2位)、日本大(リ2位)41-22日本体育大(対5位)、同志社大31-29大東文化大(リ3位)、明治大(対3位)27-17天理大(西3位)
【準々決勝】
12月26日
明治大20-15早稲田大(対2位)、帝京大(対1位)76-24同志社大、京都産業大(西1位)27-26日本大、東海大(リ1位)27-12慶應義塾大
【準決勝】
2022年1月2日12時25分@東京・国立競技場
東海大-明治大、帝京大-京都産業大
【決勝】
2022年1月9日13時15分@国立競技場
(対は関東対抗戦、リは関東リーグ戦、西は関西、12月26日更新)
大学ラグビーは関東、関西のリーグ戦が終了し第58回全国大学選手権大会の対戦相手が決まった。各リーグ戦を制した関東対抗戦の帝京大学、関西の京都産業大学、関東リーグ戦の東海大学と関東対抗戦2位の早稲田大学はシードされて12月26日の準々決勝から登場する。
3季前の決勝、昨季の準決勝カード
シード校への挑戦権を得る4回戦屈指の好カードは関東対抗戦3位の明治大学と関西3位の天理大学との対戦。3季前は決勝で対戦して明大が優勝、昨季は準決勝で天理大が勝ち初の学生王者に駆け上がった。天理大は関西リーグで近畿大学、京産大に敗れてリーグ6連覇は逃したが、最終戦(12月4日)の同志社大学相手に初先発のSO福本優斗(2年、上宮太子)が劇的な逆転サヨナラPGを決めて3位に入った。
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一方の明治大は関東対抗戦終盤に帝京大、早稲田大に連敗、3連覇を逃して3位になった。ただ、3季前に大学日本一に返り咲いた時は対抗戦3位(4位相当)から巻き返しており、SH飯沼蓮主将(4年、日川)を中心に得点力を上げられれば十分、王座奪還の可能性はある。このカードで勝った方が準々決勝で早稲田大との顔合わせ。天理大なら昨季、明大なら一昨季の決勝と同じカードになる。早明戦となれば、12月5日から3週間後の再戦だ。
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関西の枠が1つ増え、コロナ禍で昨年は無念の棄権となった同志社大が4位で出場権を得た。3回戦で朝日大学を下し、準々決勝進出をかけて大東文化大学(関東リーグ戦3位)との顔合わせ。花園での試合で、関西の応援が後押しになる。
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関東リーグ戦2位の日本大学も楽しみな存在だ。リーグ戦36年ぶりの優勝は逃したが、4連覇した東海大とは引き分け。定評があるFWの力強さに加え、バックスの得点力が増している。4回戦では13大会ぶりに出場する日本体育大学(関東対抗戦5位)の挑戦を受ける。勝てば関西を23年ぶりに制した京産大との力勝負がみられそう。
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関西で2位に躍進したのが近畿大。コロナの影響もあって最下位に沈んだ昨年から立て直してきた。力強いセットプレーとCTB福山竜斗主将(4年、天理)らバックスは思い切りよいプレーをみせる。4回戦で対戦する慶應義塾大学(関東対抗戦4位)は強力なモール攻撃があるだけに、伝統の防御力を取り戻せれば上位進出への道が開ける。
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シード勢は約3週間、中でも東海大はほぼ1カ月公式戦が空くことになる。前人未到の9連覇を達成した2017年度以来10度目の大学日本一を目指す帝京大をはじめこの期間でどうやってチーム力を高められるか。年を越して国立競技場で行われる準決勝、決勝進出への鍵となる。
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