箱根駅伝復路当日変更・シード10校編 青学は岸本7区、佐藤8区、駒澤大は鈴木8区
1月2、3日開催の第98回箱根駅伝、復路の当日メンバー変更が発表された。大会は往復10区間、217.1kmで競われる。メンバー変更は前回同様、往復6人まで変更可能となっている。なお、1日に変更できる最大人数は4人まで。この記事では前回シード権を獲得した10校の往路も含めた当日変更を紹介する。
前回1位 駒澤大学(往路3位)
連覇を狙う駒澤大は往路3位から追い上げを狙う。復路は4人が当日変更で、補欠全員がメンバー入りした。けがからの復活が心配されてきた鈴木は8区を走る。
1区 唐澤拓海(2年、花咲徳栄)
2区 田澤廉(3年、青森山田)
3区 佐藤条二(1年、市立船橋)→安原太陽(2年、滋賀学園)
4区 大坪幸太(3年、小林)→花尾恭輔(2年、鎮西学院)
5区 金子伊吹(2年、藤沢翔陵)
6区 篠原倖太朗(1年、富里)→佃康平(4年、市立船橋)
7区 新矢連士(4年、星稜)→白鳥哲汰(2年、埼玉栄)
8区 赤星雄斗(2年、洛南)→鈴木芽吹(2年、佐久長聖)
9区 山野力(3年、宇部鴻城)
10区 東山静也(3年、高岡向陵)→青柿響(2年、聖望学園)
前回2位 創価大学(往路8位)
前回大会で準優勝と躍進、今年は総合3位以上を目標に箱根路に臨む創価大。当日変更でルーキーの吉田が8区に配置された。
1区 溝口泰良(2年、創成館)→葛西潤(3年、関西創価)
2区 フィリップ・ムルワ(3年、キテタボーイズ)
3区 小暮栄輝(1年、樹徳)→桑田大輔(2年、八頭)
4区 嶋津雄大(4年、若葉総合)
5区 三上雄太(4年、遊学館)
6区 濱野将基(3年、佐久長聖)
7区 山森龍暁(2年、鯖江)→新家裕太郎(3年大阪)
8区 石井大揮(2年、倉敷)→吉田凌(1年、学法石川)
9区 中武泰希(4年、向上)
10区 本田晃士郎(3年、関西創価)→松田爽汰(3年、滋賀学園)
前回3位 東洋大学(往路9位)
前回3位の東洋大。副将・前田が当日変更で9区に入ったが、出雲と全日本で区間賞だったスーパールーキーの石田はメンバーに入らなかった。
1区 児玉悠輔(3年、東北)
2区 松山和希(2年、学法石川)
3区 大沼翼(3年、東海大山形)→佐藤真優(2年、東洋大牛久)
4区 木本大地(3年、東洋大牛久)
5区 宮下隼人(4年、富士河口湖)
6区 九嶋恵舜(2年、小林)
7区 梅崎蓮(1年、宇和島東)
8区 蝦夷森章太(4年、愛知)
9区 柏優吾(3年、豊川)→前田義弘(3年、東洋大牛久)
10区 吉田周(1年、広島国際学院)→清野太雅(3年、喜多方)
前回4位 青山学院大学(往路優勝)
2年ぶりの往路優勝を皮切りに完全優勝を狙う青山学院大。岸本は7区で2大会ぶりの箱根路へ。全日本で区間賞を獲得した佐藤は8区を走る。
1区 湯原慶吾(4年、水戸工業)→志貴勇斗(2年、山形南)
2区 近藤幸太郎(3年、豊川工業)
3区 太田蒼生(1年、大牟田)
4区 関口雄大(3年、豊川)→飯田貴之(4年、八千代松陰)
5区 若林宏樹(1年、洛南)
6区 髙橋勇輝(4年、長野日大)
7区 宮坂大器(3年、埼玉栄)→岸本大紀(3年、三条)
8区 西久保遼(3年、鳥栖工業)→佐藤一世(2年、八千代松陰)
9区 中村唯翔(3年、流経大柏)
10区 中倉啓敦(3年、愛知)
前回5位 東海大学(往路10位)
出雲駅伝9位、全日本大学駅伝12位と今シーズン苦しんでいる東海大。復路ではルーキーの越が7区に、竹村が9区に当日変更で入った。
1区 溝口仁(2年、創成館)→市村朋樹(4年、埼玉栄)
2区 松崎咲人(3年、佐久長聖)
3区 金澤有真(3年、仙台育英)→神薗竜馬(2年、鹿児島実業)
4区 本間敬大(4年、佐久長聖)
5区 杉本将太(3年、東海大市原望洋)→吉田響(1年、東海大静岡翔洋)
6区 川上勇士(3年、市立船橋)
7区 水野龍志(1年、小林)→越陽汰(1年、佐久長聖)
8区 入田優希(2年、九州学院)
9区 長田駿佑(4年、東海大札幌)→竹村拓真(3年、秋田工業)
10区 吉冨裕太(4年、大牟田)
前回6位 早稲田大学(往路11位)
「三冠」を目標としてシーズンをスタートしたものの、出雲・全日本でともに6位と悔しい思いをしている早稲田大。山口は前回大会に続いてアンカーへ。大学で競技を終える半澤はメンバーから外れた。
1区 北村光(2年、樹徳)→井川龍人(3年、九州学院)
2区 河合陽平(4年、時習館)→中谷雄飛(4年、佐久長聖)
3区 太田直希(4年、浜松日体)
4区 石塚陽士(1年、早稲田実)
5区 伊藤大志(1年、佐久長聖)
6区 栁本匡哉(2年、豊川)
7区 安田博登(3年、市船橋)→鈴木創士(3年、浜松日体)
8区 千明龍之佑(4年、東農大二)
9区 佐藤航希(2年、宮崎日大)
10区 室伏祐吾(4年、早稲田実)→山口賢助(4年、鶴丸)
前回7位 順天堂大学(往路5位)
戦力が充実し、「優勝」を掲げて箱根路に臨む順天堂大。主将の牧瀬は前主将の清水が走った6区を任された。3年生クインテットのうち、西澤は7区へ、野村は9区へ配置され、全員がメンバー入りした。
1区 平駿介 (3年、白石)
2区 藤原優希(2年、水島工)→三浦龍司(2年、洛南)
3区 伊豫田達弥(3年、舟入)
4区 石井一希(2年、八千代松陰)
5区 神谷青輝(1年、大牟田)→四釜峻佑(3年、山形中央)
6区 服部壮馬(1年、洛南)→牧瀬圭斗(4年、白石)
7区 海老澤憲伸(1年、那須拓陽)→西澤侑真(3年、浜松日体)
8区 津田将希(4年、福岡大大濠)
9区 荒木勇人(3年、宮崎日大)→野村優作(3年、田辺工)
10区 近藤亮太(4年、島原)
前回8位 帝京大学(往路2位)
往路を過去最高の2位で終えた帝京大。復路にはルーキーの福島が7区、西脇がアンカーに当日変更で入った。
1区 小野隆一朗(2年、北海道栄)
2区 中村風馬(4年、草津東)
3区 遠藤大地(4年、古川工)
4区 末次海斗(2年、鳥栖工)→寺嶌渓一(4年、前橋育英)
5区 細谷翔馬(4年、東北)
6区 北野開平(3年、須磨学園)
7区 元永好多朗(3年、宇部高専)→福島渉太(1年、小林)
8区 橋本尚斗(4年、鳴門)
9区 森田瑛介(4年、前橋育英)
10区 小林大晟(1年、鎮西学院)→西脇翔太(2年、名経大高蔵)
前回9位 國學院大學(往路4位)
総合3位だった「2年前を超えるインパクト」を目標に箱根路に臨む國學院大。当日変更で主将の木付は7区に、出雲と全日本でエース区間を任されてきたルーキーの9区に配置されたが、副将の島﨑はメンバーから外れた。
1区 鶴元太(1年、八千代松陰)→藤木宏太(4年、北海道栄)
2区 伊地知賢造(2年、松山)
3区 沼井優斗(1年、国学院久我山)→山本歩夢(1年、自由ケ丘)
4区 中西大翔(3年、金沢龍谷)
5区 殿地琢朗(4年、益田清風)
6区 原秀寿(1年、新居浜東)
7区 松延大誠(4年、福岡大大濠)→木付琳(4年、大分東明)
8区 石川航平(4年、日体大柏)
9区 瀬尾秀介(2年、市立橘)→平林清澄(1年、美方)
10区 坂本健悟(3年、藤沢翔陵)→相澤龍明(4年、藤沢翔陵)
前回10位 東京国際大学(往路7位)
出雲駅伝初出場初優勝、全日本大学駅伝5位と着実に「強豪校」への上昇気流に乗っている東京国際大。復路には7区にルーキの冨永、アンカーに野澤が当日変更で入った。
1区 山谷昌也(3年、水城)
2区 イェゴン・ヴィンセント(3年、チェビルベレク)
3区 生田琉海(2年、徳島科技)→丹所健(3年、湘南工大付)
4区 堀畑佳吾(3年、清風)
5区 倉掛響(1年、小林)
6区 林優策(2年、滋賀学園)
7区 白井勇佑(1年、仙台育英)→冨永昌輝(1年、小林)
8区 村松敬哲(2年、浜松商業)
9区 宗像聖(3年、学法石川)
10区 三浦瞭太郎(4年、東農大二)→野澤巧理(4年、白鴎大足利)