体操

体操の内村航平が引退発表 五輪で個人総合2連覇、世界選手権6連覇

日本体育大時代の内村航平。2009年のNHK杯平行棒(撮影・林敏行)

 体操男子のオリンピック(五輪)個人総合2連覇、世界選手権6連覇などを達成した内村航平(33)=ジョイカル=が現役引退することになった。11日、マネジメント会社が発表した。

順大・橋本2冠など大学生は金6個、日体大の阿部と入江、日大・素根、早大・須崎も

 内村は長崎県諫早市出身。オールラウンダーとして頭角を現し、五輪は2008年北京大会に19歳で初出場。個人総合、団体でともに銀メダルを獲得した。12年ロンドン大会、16年リオデジャネイロ大会では個人総合を連覇。リオ大会では団体の金メダルにも貢献した。

 けがなどに苦しみ、21年東京大会には鉄棒一本に絞って出場したが、予選落ち。同年10月の世界選手権にも出場したが、振るわなかった。

 内村は後日、引退記者会見を開くという。

=朝日新聞デジタル2022年01月11日掲載

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